ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

蜷川実花 瞬く光の庭(東京都庭園美術館)

2022年07月19日 15時48分35秒 | 展覧会・美術関連

東京都庭園美術館「蜷川実花 瞬く光の庭」を観たのでございます。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220625-0904_MikaNinagawa.html
(本館は一部写真撮影可。新館はギャラリー1のみ撮影可)


 
本展は、写真家・映画監督である蜷川実花が、2021年以降に撮影した最新の植物の写真と映像作品の展示。
この美術館の庭園で撮り下ろした作品もございます。

実はわたくしが蜷川作品に興味を持ったのは、以前この作家が羽生結弦くんを撮ったお写真を観てからなのじゃ。
あの結弦くん写真は本当に本当~に美しく、見る用と保存用、2冊購入したのじゃった。

いかん。いきなり脱線してしもうた。
ささ、順番にまいるぞよ。

★本館
まずは大好きな本館。
アール・デコ様式の旧朝香宮邸の本館と蜷川作品、相乗効果も素敵でございます。

作品には、作品名などのキャプションはありませぬ。
一部写真撮影OKじゃからの、撮った写真と、部屋ごとの展示数(間違いがあるやも知れぬゆえ、だいたいの目安にして下され)も書いておきまする。

・1階
玄関から覗き観る【第一応接室】には1点、【小客室】には3点の展示。

【大広間】6点展示(写真撮影OK)


 
【大客室】8点(写真撮影OK)


 
大客室から見た次室の香水塔。蜷川作品とは関係ないが、香水塔好きなので載せちゃいます。


 
【大食堂】9点(写真撮影OK)


 
【小食堂】4点
中まで入れる機会があまりない小食堂も、奥まで入って観られるのじゃ。

【喫煙室】9点
暗くした部屋の黒い壁に、夜の写真がスポットライトを浴びておりまする。

・2階
【二階広間】3点(写真撮影OK)


 
【若宮寝室】6点/【合の間】3点/【若宮居間】5点
若宮の寝室には可愛い感じの写真、居間には水色の空と花の写真。
そしてわたくしの大好きな合の間には、これまた大好きな蓮の花の写真が。

【書庫】1点
写真にライトで文字が浮き上がる作品。

【書斎】2点
青空に赤い彼岸花の写真。

【殿下居間】3点/【殿下寝室】
殿下のお部屋には赤い花の写真。寝室に置かれたフロアスタンドも素敵じゃのぅ。

【第一浴室】1点
写真とライトの文字を組み合わせた作品。

【妃殿下寝室】5点/【妃殿下居間】3点
寝室には紅葉の、居間には白とブルーグレーを基調にした写真。

【ベランダ】5点(写真撮影OK)
大きな窓が作品に大変身。光を通してとても綺麗じゃ。


 
姫宮寝室】1点/【姫宮居間】3点
入れる機会の少ない姫宮のお部屋も、今回は入れまする。
姫宮のお部屋にぴったりな、ピンクの花の写真。

【北の間】映像1点(写真撮影OK)
約45分のスライド上映。次々と作品が映し出されるのじゃ。


 
★新館
【ギャラリー1】(写真・動画撮影OK)
ギャラリー1が、丸ごと《胡蝶のめぐる季節》なるインスタレーション。
手前の5枚の薄い布に、お部屋の奥に映し出される映像が映って、幻想的で美しい世界でございます。


 
【ギャラリー2】
こちらでは蜷川実花のインタビューの映像が観られまする。
色々と興味深いお話を聞けたぞよ。

蜷川実花の作品は勿論、アール・デコの館とのコラボレーションも素敵な展覧会でありました。
会期は9月4日まで。オンラインによる日時指定制じゃよ。

さて、あまり時間がないからの、目黒駅前のサーティワンでおやつを食べますぞ。
ハワイアンクランチをお願いいたしまする~。


 
最近サーティワンへ行くと、いつもこの南国チックなフレーバーを食べておるのじゃ。
南の島に行きたいぞよ~!