雲海に見立てた白砂の上に140個もの花崗岩で雌雄一対の龍を造っている、国内最大の石庭。本当に雲の上に浮かんでいるような眺めです。豊臣秀吉に謀反の嫌疑をかけられた関白秀次は高野山へ追放され割腹した”柳の間”もあります。狩野探斎の立派な襖絵も見られますが、撮影禁止です。
高野山真言宗の総本山、金剛峰寺。1593年豊臣秀吉が母堂の菩提のために寄進した寺。江戸時代は青巌寺と言い、明治以降総本山となったそうです。しかし弘法大師空海は著書に金剛峯寺と記しており、高野山の草創期にはすでに金剛峰寺の号が存在したと言う事です。現在は高野山真言宗管長(座主)の住坊でもあり、すべての伝統行事や文化遺産、森林管理運営に当たっているそうです。