昼食のレストランの途中、スークの中を歩きました。イスラエルの旅中度々見たのですが、ぶどうの葉の干したものが束ねて売られています。ぶどうの葉にお米や肉、野菜を包んで蒸し煮にする…ギリシャ料理と聞いた事があります。最後までぶどうの葉のお料理はお目にかかれませんでした。隣の小梅のような実、ガイドは知らないと言います。オリーブの実ではない。オリーブは今花が咲いています。
キリストが迫害を受けた当時、信者はこの魚マークをつけて気持ちを表わしていたそうです。隠れキリシタンのようなものですね。お店のおじさんが車に貼っているよと見せていました。魚マークのストラップもある。途中、石榴のジュース屋さんがあり、大きな石榴を半分に割って上からプレスして絞り、驚いた事に、一個使ってコップに一杯のジュースが出来ます。全くの自然そのもの…優しい甘さで薄目のルビー色、美味しかった。3$。
カナの婚礼教会の前にはワイン・ショップがしっかりある。ポートワインのように甘いと試飲した人が言っていました。私はパス。お店の横にポスターが貼ってあり、日にちが幾つも書かれていたのでガイドに聞いて見た。シスター・テレーズが教会を廻ってミサを行うスケジュールとの事。ヘブライ語はイスラエルの公用語で綴りは左に進むそうです。古代になかった物の名前や言葉は英語やロシア語に近くして、用いられているんですって。
新約聖書に出てくる「カナの婚礼」、婚礼の最中にワインがなくなった事をマリアから告げられたイエスが水をワインに変えた奇跡の舞台です。それは村人は勿論、通りかかった人々にもワインを振る舞い足りなくなったそうです。
受胎告知教会の近く、聖ヨセフが大工の仕事をしいていたと言う場所に建てられている教会です。教会の外観の写真はミスしてしまった。住居跡はそれ程広いスペースはありません。この上に1914年にフランシスコ派修道会が建てたと言いますから100年弱しか経っていません。ヨセフは大工と言っても、当時、周辺には家を建てるほど大きな樹木はないので、棚や家具を造っていたとガイドは説明しています。