イエスが二匹の魚と五つのパンを祝福しお説教を聴きに集まった5000人のお腹を満たしたという奇跡の教会です。350年には既に教会が建てられ6世紀に修復され、今はドイツ・ベネディクト派の修道院ガ立てられている。
八つの祝福、訓戒の教会でオクタゴナル・チャーチとも言うそうです。イエスが説教されたこの丘に1930年建てられた教会です。イエスの最も重要な思想、教義がまとめられ、「求めよさらば与えられん」「狭き門より入れ」などの有名な言葉もここで生まれているとの事。それにしても教会の様相は新しくて違和感がある。仕方がないのかなあ。
ビュッフェのテーブルに生もやしがあり驚きました。マッシュルームは解るのですが、少々鮮度が落ちて薄黒いもやしです。試さなければッ…!オリーブオイルとヴィネガーをかけます。えッ…美味しい。でも解ったのですが、オリーブオイルの美味しさです。うすみどりのオリーブオイルがフレッシュでいいのですね。オリーブの歴史のある国、納得です。
朝食、夕食もビュッフェスタイルです。ユダヤ教は”コシェル”という食餌の規定があり、肉類はひづめが分かれていて反芻するもの、牛、羊、鹿は食べますが豚は食べません。鶏は食べます。ロースト・チキンや煮込みがとてもスパイシーで美味しかった。魚は鱗のないものは食べない。燻製の鯖や鰯の酢漬けがあり、ワインにあう。乳製品と肉類は一緒に食べない事も食餌の規定です。ですから、ヨーグルトやミルクの出ている時は肉は一切ない。規定を厳守しているので、食べ物を持ち込まれ教義と違った時はお皿からスプーンに至るまで廃棄して清めるとガイドは言っています。