イエス・キリストが洗礼を受けたヨルダン川に立ち寄りました。あまり大きな川ではない。上の木の茂み辺りはイエスがヨハネから洗礼を受けた雰囲気を彷彿とさせませんか?勿論場所は確定できていない。ゴラン高原に端を発し途中ガリラヤ湖となって死海へ注ぐ。乾燥地帯の貴重な水資源だそうです。
生のデーツも食べるんですね。昼食のデザートです。結構繊維質でほのかな甘み、軟らかい柿のような食感、大いに気に入りました。しかしドライにするとどうしてあんなに甘くなってしまうのでしょう。ドライ・デーツは栄養価が高く、ミネラルも豊富、彼等はラマダンの前にはこれを食べて、体力を維持すると聞きました。
”クセナル”(河のほとりと言う意味だそうです)と言うレストランで昼食です。銀貨をくわえてきたと言う魚です。スズメダイの一種。雄が幼魚を口の中で育てると聞きましたが…。淡水魚ですが揚げてありレモンを絞って、日本からお醤油を持参の方がいらっしゃってかけて頂きました。塩焼きの感じで身は勿論白身、新鮮らしく身離れも良く美味しかった。25センチはある大きな物ですが皆さん平らげましたよ。
船上でイスラエルの国歌を流し国旗掲揚!彼等の越し方を思うと、胸が痛くなった。イスラエルの国歌は”ハチツバ”(希望)と言うそうです。船員が次に日本国旗を挙げた。何故かガイドが「いらない」と言ったけれど、それはないでしょう…ツアー仲間全員で起立して”君が代”を歌ったのです。国際交流でしょう?粗雑なガイド!
”キネレット”竪琴です。2分の1シェケル・コインに描かれています。1シェケルは24円ぐらいですから、このコインは12円かなあ?直径3㎝ぐらい。きれいなので記念に持ち帰ったのです。ガリラヤ湖はこの竪琴の形に似ているのですね。
イエスが湖面を歩いたと言うガリラヤ湖、古代船に似せた船に乗り雰囲気に浸った。晴天で風もなく穏やかなひと時。湖の形が竪琴に似ているのでヘブライ語で「ヤム・キネレット」と言うそうです。美しい余韻が残ります。