ハンガリー産鴨のロティ赤ワインとオレンジのソース。この鴨が美味しかった。お肉の端の脂身が嫌だと思いながら、口に入れたら甘い旨味が口に広がり、脂をいとおしく味って食べた…なんて初めて。鴨の脂は牛と違ってしつこくなくて丁度よい。お肉は勿論軟らかいミディアムレア、微発泡の赤ワインがとても良く合って、生き返った感じ、嫌な事もしばし忘れた。ああ~美味しかった。微発泡の赤ワインは初めて。ちょっと舌をくすぐっていいものですね。誰かさんごめんなさいそして有難う。
面倒なので美術館内のレストランでランチを採った。一応フランス料理のコースです。アミューズはヴィシソワーズとコンソメジュレのソワレドパリ風。フランス絵画300年に因んでのメニュウらしい。二層仕立てで”パリの夕暮れ風”なんて素敵。洗練された優しい美味しさ…と言いましょうか。