Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

映画 インドシナ

2013-09-02 14:59:01 | 日記

BSフジで1992年製作のフランス映画”インドシナ”を観た。フランスの植民地だったインドシナ(現在のベトナム、カンボジア、ラオス)、ゴム農園を経営するフランス人女性(カトリーヌ・ドヌーブ)がベトナム独立運動の荒波に翻弄される深くしみじみと味わえる映画だった。彼女は資産のある支配階級、それに対抗する労働者階級、いかに他国民の支配が傲慢で愚かで悲しいものか…。壮大で幽玄なハロン湾の美しい風景と49歳のカトリーヌ・ドヌーブの上品な美貌に魅せられた。1954年ジュネーヴ協定でフランスはインドシナを手放すが、血のつながりのない祖母と孫が「僕がインドシナ女性に飛びついてママと呼ぶ」「僕はどうすべきか考えた」と終わる。二時間半余りの長い時間、ゆったりとMy sofaで身も心も奪われ至福のひとときだった。