夫が亡くなって13年が過ぎようとしています。”哀しいかな、哀しいかな、また哀しいかな。悲しいかな、悲しいかな重ねて悲しいかな”空海が愛弟子で甥の智泉を亡くした時の言葉ですが、私も人生でこんな悲しい事があろうかと思ったものです。身も心もぼろぼろになり、深く落ち込んだ底から這い上がる事はそれはそれは長い年月がかかった。今でも彼の良い所ばかりが思い出され切なくなる事しきりです。娘たちが彼の好きだったカサブランカを供えてくれた。娘一家やお友達に支えられて今日まで来ることが出来た。感謝と共に感慨も一入です。