ブルーベリーのジェラード、パンナコッタとテェラミス、イタリアを代表するデザートの三種盛りも嬉しい。コーヒーを飲みながら皆さん満足して話は弾んで弾んで、酸いも甘いも噛み分けて来た面々、話題は深く重みがあります。
ソティされた鯛が薄く切ったレンコンや牛蒡のから揚げをまとっています。本当に美しい。網代でとれた天然真鯛だそうですが少々小型なのか脂が足りない。地元産は新鮮さが抜群ですから大きいの、小さいの…と文句は言えません。全てが地物で賄われたイタリアンのコース、つくづく良い物だなあと感じました。
カマスと菜の花のスパゲッティです。イタリアではスパゲッティは前菜ですからね。カマスは塩焼きかフライ、てんぷらでしか食べた事がなかったが、スパゲッティに合うので驚いた。優しいカマスの香りがいっぱいのスパゲッティ、菜の花と共に春を運んできます。