ペテロ首位権教会の裏はガリラヤ湖の湖畔に下りる事が出来ます。少しの葦が生え、遙か彼方まで望めます。水に手を浸し思いを馳せた。
祭壇は大きな岩です。メンザ・クリスティと言って復活後のイエスが弟子に食事を与えたと言われるテーブル、キリストの食卓です。マレーシアの信者が岩をさわって写真を撮り合い、「数秒間私に下さい」といっても言うことを聞かない。旅では韓国の女性にも出会ったが、日本の女性の優雅さ、礼儀正しさをつくづく感じた旅でもあった。（…蛇足です）
ガリラヤ湖畔を歩いていたイエスが猟師のペテロとアンデレ兄弟に出会った所、小さな教会が建てられています。５世紀に最初の教会が建てられたのですが十字軍によって破壊され、再建後また破壊とイスラエルの教会の多くがたどった道です。現在の教会は1933年建立。
ビザンツ時代の鳥や植物、魚のモザイクが広く残っています。とても細かく描かれ動きがあり、今にも鳥は羽ばたき蛇はニョロニョロと動き出しそう、素晴らしいと思う。４、５世紀のものですから感動します。
そばまでは立ち入り禁止なので行く事が出来ません。遠くから撮りました、見えますでしょうか。祭壇の下に岩があります。イエスが座ったとガイドは言っていますが？？
イエスが二匹の魚と五つのパンを祝福しお説教を聴きに集まった5000人のお腹を満たしたという奇跡の教会です。350年には既に教会が建てられ６世紀に修復され、今はドイツ・ベネディクト派の修道院ガ立てられている。
ガリラヤ湖が眺められる庭園、バラの咲き乱れている中で信者の野外ミサが行われています。聖歌が聞こえます。ガリラヤ湖だけはイエスが見たときと変わらないと思いたい。
