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【岡山大学】那須保友学長が文部科学省主催シンポジウムに登壇~地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)での岡山大学の挑戦を紹介~

2025-01-14 10:11:01 | 研究全般

2025(令和7)年 1月 13日
国立大学法人岡山大学

https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

◆概 要

 2024年12月17日、文部科学省主催のシンポジウム「我が国の大学研究力強化に向けて~国際卓越研究大学制度が拓く研究大学の未来~」が東京都千代田区の東京国際フォーラムにおいて、オンライン配信併用で開催されました。本シンポジウムでは、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の上山隆大常勤議員をはじめ、本学、東北大学、信州大学の3大学の学長による基調講演や「これからの研究大学の機能強化について」のパネルディスカッションが行われ、本学からは那須保友学長が登壇しました。


 基調講演において、那須学長は「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)における岡山大学の挑戦~社会と大学の変革を実現させる~」という題名のもと、岡山大学が取り組む「組織・制度改革」を紹介。「社会変革という変化を成そうとする組織が自身の痛みを伴う変革なくして、社会変革の実現も研究大学への昇華もあり得ないと考えています。わが国の研究大学群形成のため、国内大学同士の『競争』から『共創』へと、大学は変わらなければなりません」と熱く語りかけ、本学が他大学・研究機関に先駆けて取り組んでいる内容について紹介しました。


 パネルディスカッションでは、大学の組織・制度改革、財源確保、博士課程人材の育成についてなど多岐にわたる内容で、活発な意見交換がされました。一大学のみが研究力を向上させるのではなく、大学間で手を取り合って全体として研究力を向上させていくために、集中的に投資する国際卓越研究大学制度とJ-PEAKS事業を相乗的・相補的に連携した車の両輪として総合的に推進し、全国の大学に好事例を横展開する必要があるとの意見で一致しました。


 シンポジウム後にはランチブレイクが開催され、那須学長とともに参加した本学J-PEAKS担当の佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAや研究・イノベーション共創管理統括部研究協力課の河本雅紀課長らが、シンポジウム参加者らと意見・情報交換を積極的に行いました。


 本学は、今後もJ-PEAKSの一翼を担う研究大学として、関係機関と連携・共創しながら、岡山大学ビジョンの実現を力強く進めます。今回のシンポジウムとランチブレイクは新たな連携を生む場となりました。この機会を大切にし、採択大学同士の「競争」ではなく「共創」をもとに活動していきたいと考えています。


 岡山大学はJ-PEAKSにおいて、これまでの既成概念を打破し組織風土を改革し、「共にできることは共に」をもとに、他大学・研究機関のことを“自分事”として取り組みます。この行動が私たちをありたい未来の姿へ加速させるだけではなく、わが国の研究大学の山脈(PEAKS)を形成すること、そして社会変革を生み出すことにもつながると考えるためです。今後も地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現させる研究大学:岡山大学の絶え間ない変化、そしてJ-PEAKS採択大学の挑戦にご期待ください。

 

 

岡山大学の取り組みを紹介する那須保友学長

 

J-PEAKSにおける岡山大学の4つの挑戦(概要)

 

パネルディスカッションの様子

 

パネルディスカッションにて発言する那須保友学長

 

 

〇今回のシンポジウム講演資料(岡山大学)
・地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)における岡山大学の挑戦~社会と大学の変革を実現させる~(那須保友 岡山大学学長)

 https://www.mext.go.jp/content/20241217-mxt_gakkikan-000038201_3-1_1.pdf
・地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)における岡山大学の挑戦~社会と大学の変革を実現させる~(参考資料)(那須保友 岡山大学学長)

 https://www.mext.go.jp/content/20241217-mxt_gakkikan-000038201_3-2.pdf

 

 

〇今後のシンポジウム動画(2025年1月8日YouTube文部科学省チャンネルにて公開)

・基調講演(YouTube 1:21:20)

 https://youtu.be/u_bfDDZ3G9Y

 

・パネルディスカッション(YouTube 1:24:18)

 https://youtu.be/MNmUTv5kmME

 

 

【プログラム】

 9:15~  受付開始

 10:00~ 開会挨拶(科学技術振興機構、文部科学省)

 10:10~ 基調講演

      ①我が国の大学の研究力強化に向けて

       上山隆大 氏(CSTI常勤議員、国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議座長、地域中核・特色ある研究大学の振興に係る事業推進委員会委員)

      ②変革を先導する東北大学

       冨永悌二 氏(東北大学総長)

      ③地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)における岡山大学の挑戦~社会と大学の変革を実現させる~

       那須保友 氏(岡山大学学長、科学技術・学術審議会大学研究力強化委員会委員)

      ④大学が変われば社会は変わる-信州大学の価値創造ビジョン-(J-PEAKS)

       中村宗一郎 氏(信州大学学長)

 11:20~ パネルディスカッション

      全体テーマ

       「これからの研究大学の機能強化について」

      モデレーター

       上山隆大 氏(CSTI常勤議員、国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議座長、地域中核・特色ある研究大学の振興に係る事業推進委員会委員)

      パネリスト

       橋本和仁 氏(科学技術振興機構理事長)

       冨永悌二 氏(東北大学総長)

       那須保友 氏(岡山大学学長、科学技術・学術審議会大学研究力強化委員会委員)

       千葉一裕 氏(東京農工大学学長、科学技術・学術審議会大学研究力強化委員会主査)

       高橋真木子 氏(金沢工業大学教授、地域中核・特色ある研究大学の振興に係る事業推進委員会委員、科学技術・学術審議会大学研究力強化委員会委員)

       佐藤康博 氏(CSTI非常勤議員、大学支援フォーラムPEAKS座長、みずほFG特別顧問、地域中核・特色ある研究大学の振興に係る事業推進委員会委員)

  12:50~ 閉会

  13:00~ ランチブレイク

 

【ポスター】

 https://prtimes.jp/a/?f=d72793-2708-b3203b228c98e2eaea56e36b41fc3e04.pdf

 

【主 催】

 文部科学省

 

【共 催】

 国立研究開発法人科学技術振興機構

 独立行政法人日本学術振興会

 

【後 援】

 内閣府

 

【シンポジウム事務局】

 有限責任監査法人トーマツ

 

 

 

 

◆参 考

・我が国の大学研究力強化に向けて~国際卓越研究大学制度が拓く研究大学の未来~(文部科学省)

 https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/daigakukenkyuryoku/symposium_00001.html

・国立大学法人岡山大学

 https://www.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学研究・イノベーション共創機構

 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 

◆参考情報

・岡山大学ビジョン3.0・岡山大学長期ビジョン2050

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/profile/ou-vision.html

・【岡山大学】「岡山大学最重点研究分野」を制定~地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学を実現するために~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001601.000072793.html

・【岡山大学】文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」採択と今後の取組概要について

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001451.000072793.html

・【岡山大学】「岡山大学研究力・イノベーション創出強化実現会議」を設置・始動~矜持とスピード感を持って社会変革を実現する研究大学を目指し、司令塔機能を一本化~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001788.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学長期ビジョン2050をより確実に実現させ、社会変革を起こす”力”がある研究大学:岡山大学を目指して「岡山大学研究ポリシー」を改正

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001798.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学4研究所が「高等先鋭研究院」として始動 ~組織としての「箱」ではなく、卓越、イノベーション創出、流動、育成を兼ね揃えた「システム」として運用を開始~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001835.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学「大学院修学支援制度」を始動 ~大学職員の高度化のひとつの手段としてナレッジワーカーとしての博士人材を育成・活用し、かつ大学法人経営や大学院改革の強化へ~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002317.000072793.html

・【岡山大学】岡山大学「大学院修学支援制度(2024年後期)」認定式を挙行~大学職員の高度化を強化促進し、ナレッジワーカーとしての博士人材の育成・活用へ~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002534.000072793.html

・【岡山大学】液体ヘリウムの利用促進・安定供給に向けて、文部科学省科学技術・学術政策局長らと意見交換の場を開催~「ヘリウム供給拠点構想」実現に向けた具体的な制度設計について大学、研究機関、高等専門学校とも意見交換を実施~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002564.000072793.html

・【岡山大学】わが国初の試みである「共生型連合体」のキックオフミーティングを開催~国家戦略特区における大学群が協働して社会変革を推進へ~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002518.000072793.html

・【岡山大学】「共生型連合体」の第1回個別ミーティングを開催~国家戦略特区における大学群が協働して社会変革を推進~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002780.000072793.html

・【岡山大学】技術職員の見える化の強化推進として岡山大学「研究者総覧」を「研究者・技術者総覧」へ~わが国初の試みを実施~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002697.000072793.html

 

 

◆参考情報:岡山大学「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.1刊行 ~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002192.000072793.html

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.2刊行 ~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002261.000072793.html

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.3刊行~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002346.000072793.html

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.4刊行~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002421.000072793.html

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.5刊行~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002525.000072793.html

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.6刊行~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002588.000072793.html

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.7刊行~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002699.000072793.html

・「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.8刊行~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002797.000072793.html

 

 

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/profile/ou-vision.html

 

 <地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)採択時プレスリリース>

 https://prtimes.jp/a/?f=d72793-2346-37b55a2c99cd63aeb51f4023cb9e2835.pdf

 <地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)における岡山大学の取組概要(JSPS公表)>

 https://prtimes.jp/a/?f=d72793-2192-a81e02b7f193b28a1198d950b22037fd.pdf

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

<岡山大学の地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に関する件>

 岡山大学研究力・イノベーション創出強化実現会議 

 (担当窓口:研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8442
 E-mail:innovation◎adm.okayama-u.ac.jp
      ※@を◎に置き換えています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002850.000072793.html

 

 


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【岡山大学】次世代AIと医学の可能性シンポジウム ~フィジカルインテリジェンス~〔1/28,火 岡山大学鹿田キャンパス〕

2025-01-14 09:58:43 | イベント開催案内

2025(令和7)年 1月 13日
国立大学法人岡山大学

https://www.okayama-u.ac.jp/

 


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の大学院ヘルスシステム統合科学研究科では「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」を、】2025年1月28日(火)13:30~17:30に本学鹿田キャンパスの 鹿田会館講堂で開催いたします。


 AI技術の指数関数的進化とロボティクスの発達が融合して拓かれるフィジカルインテリジェンスの世界は、これまで不可能だった問題の解決に資することが期待されています。


 本シンポジウムは、医療分野を例にとり、最先端のAI・メカトロニクス技術を持つ研究者と、幅広いユースケースを持つ医歯薬系研究者が連携することで、フィジカルインテリジェンスが革新的な解決策を提案する可能性を模索する、コラボレーション企画です。


 ぜひこの機会に、フィジカルインテリジェンスの可能性について一緒に考えてみませんか。皆さまのご参加をお待ちしています。

 

 

【日 時】

 2025年 1月 28日(火)13:30~17:30

【会 場】

 岡山大学鹿田キャンパス 鹿田会館・講堂 

 (〒700-0914 岡山県岡山市北区鹿田町2丁目5-1)

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/access/access_5.html

 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/access/

会場となる鹿田会館(岡山大学鹿田キャンパス)


【プログラム】

 開会あいさつ 岡山大学 那須保友学長
 招待講演1「強化学習進化の側面から見たフィジカルインテリジェンス」
       国立情報学研究所 小林泰介 先生
 招待講演2「認知ロボティクス進化の側面から見たフィジカルインテリジェンス」
       早稲田大学 次世代ロボット研究機構 AIロボット研究所所長 尾形哲 先生
 岡山大学研究者による講演
      学術研究院医歯薬学域:谷岡真樹 准教授、香田将英 准教授、中原龍一 講師
      岡山大学病院薬剤部:座間味義人 教授
      学術研究院環境生命自然科学学域:松野隆幸 教授
 パネルディスカッション
  「フィジカルインテリジェンスの推進を先導するユースケースとそれを支える要素技術」

 

【お申込み方法】

 下記のURLからお申し込みをお願い申し上げます(締切日:1月25日(土))

 https://forms.gle/SzW8zUHkRN8hzkJN9

 

【ポスター】

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20250128physical-intelligence_poster.pdf

 

【主 催】

 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科”次世代エッジAI半導体・フィジカルインテリジの統合的研究開発”(岡山大学グローバル最先端異分野融合研究機構研究拠点形成支援事業)

 

【共 催】

 岡山大学大学院環境生命自然科学研究科

 

 

◆参 考

・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科

 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学大学院環境生命自然科学研究科

 https://www.elst.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学研究・イノベーション共創機構

 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 上級URA 佐藤浩哉
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 技術補佐員 夏目浩子
 E-mail: ura-info◎okayama-u.ac.jp
     ※@を◎に置き換えています

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id3547.html

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 機器共用推進本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8745、086-251-8746
 FAX:086-251-8748

 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp

     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://fspp.kikibun.okayama-u.ac.jp/


<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://venture.okayama-u.ac.jp/


 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学統合報告書2024:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002801.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2025年1月期共創活動パートナー募集中:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002800.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002849.000072793.html

 

 


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腸内分泌ホルモンによる摂食嗜好性の調節〜タンパク質の摂りすぎを防ぐメカニズムと重要性〜〔群馬大学, 筑波大学, 岡山大学〕

2025-01-14 09:52:34 | 理工農系

群馬大学と筑波大学、岡山大学の共同研究成果プレスリリースです。

 

 

2025(令和7)年 1月 13日
国立大学法人岡山大学

https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

<発表のポイント>

  • 生物には特定の栄養素の摂りすぎを防ぐシステムが備わっている。

  • モデル生物キイロショウジョウバエの腸内分泌細胞の一部が高タンパク質食に反応することを発見した。

  • その腸内分泌細胞はCCHa1というホルモンを産生して摂食量を調節していた。

  • CCHa1は腸へと伸びる神経に作用して高タンパク質食の過剰な摂食を防いでいた。

  • CCHa1の作用を失うと、高タンパク質食を過剰に摂取し栄養バランスの破綻に至ることが判明した。

  • 腸ホルモンによる摂食制御が特定の栄養素に対する食欲を調節していることが示唆された。

 

 

◆概 要

 群馬大学生体調節研究所(群馬県前橋市)の吉成祐人助教、西村隆史教授と筑波大学生存ダイナミクス研究センターの丹羽隆介教授、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の吉井大志教授らの研究グループは、モデル生物であるキイロショウジョウバエを用いて、過剰なタンパク質摂食を防ぐ仕組みの一端を解明しました。


 生物は摂取した栄養素を体内で感知し、足りない栄養素を補うように食物を選択することで栄養バランスを保っています。このためには、栄養素のバランスを感知するシステムと、その情報を食物の選択へと出力するシステムの双方が必要であると考えられますが、その仕組みについては不透明でした。


 今回、研究チームは、キイロショウジョウバエの腸内分泌細胞から分泌される腸内分泌ホルモンCCHa1がタンパク質に対する食欲を抑制することを明らかにしました(図)。腸内分泌細胞から分泌されたCCHa1は、腸へと伸びる神経により受け取られ、味覚神経へと情報を伝達することによりタンパク質の過剰な摂取を防ぐことが判明しました。さらに、CCHa1シグナルが正常に機能しないと、キイロショウジョウバエは高タンパク質食を過剰に摂取してしまい、有害なアンモニアを体内に蓄積してしまうことが明らかになりました。


 本研究成果により、摂食障害や偏食といった疾患に腸内分泌ホルモンが関与する可能性が示唆され、今後腸内分泌ホルモンをターゲットとした治療が期待されます。


 研究成果は2024年12月30日、英国科学誌「Nature Communications」オンライン版に掲載されました。

 

 

図. 腸内分泌ホルモンCCHa1による摂食行動の調節

 

 

◆論文情報
 論文名:A high-protein diet-responsive gut hormone regulates behavioural and metabolic optimization in Drosophila melanogaster
 論文著者:吉成祐人1,2*、西村隆史1*, 吉井大志3, 近藤周4,5, 谷本拓6, 小林朋絵7, 松山誠7, 丹羽隆介2*
 (1.群馬大学生体調節研究所個体代謝生理学分野、2.筑波大学生存ダイナミクス研究センター、3.岡山大学大学院環境生命科学研究科、4.東京理科大学先進工学部生命システム工学科、5.国立遺伝学研究所、6.東北大学生命科学研究科、7.重井医科学研究所、*: 責任著者)
 掲載誌:Nature Communications(Springer Nature社:英国)
 公開日:2024年12月30日
 URL: https://www.nature.com/articles/s41467-024-55050-y
 doi: 10.1038/s41467-024-55050-y

 


◆研究資金
 本研究は、日本学術振興会(JSPS)研究活動スタート支援(課題番号:22K20649)、科学研究費補助金基盤研究(B)(課題番号:19H03265)、科学研究費補助金基盤研究(A)(課題番号:22H00414)、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST)(課題番号:20gm1110001)、筑波大学TARAプロジェクトによる支援を受けて、主に群馬大学および筑波大学において行われました。

 

 

◆詳しい研究内容について
 腸内分泌ホルモンによる摂食嗜好性の調節〜タンパク質の摂りすぎを防ぐメカニズムと重要性〜

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r6/press20250110-1.pdf

 

 

 

 

◆本件お問い合わせ先

 群馬大学 生体調節研究所 個体代謝生理学分野 教授 西村 隆史
 TEL:027-220-8866

 群馬大学 昭和地区事務部総務課 研究所庶務係長 富澤 一未
 TEL:027-220-8822

 筑波大学 生存ダイナミクス研究センター 生理遺伝学研究プロジェクト 教授 丹羽 隆介
 TEL: 029-853-7342

 筑波大学 広報局 報道担当
 TEL:029-853-2040

 岡山大学 総務・企画部 広報課
 TEL:086-251-7292


<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 機器共用推進本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8745、086-251-8746
 FAX:086-251-8748

 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp

     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://fspp.kikibun.okayama-u.ac.jp/


<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
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 岡山大学統合報告書2024:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002801.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2025年1月期共創活動パートナー募集中:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002800.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002848.000072793.html

 

 


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【岡山大学】「岡山EXPOフォーラム 万博と私たちの未来」を開催

2025-01-14 09:47:20 | 学生

2025(令和7)年 1月 13日
国立大学法人岡山大学

https://www.okayama-u.ac.jp/

 


◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2024年12月14日に、本学津島キャンパスの創立五十周年記念館および大学会館で、SDGsアンバサダーが中心となって立ち上げた学生団体「OU!万博」が「岡山EXPOフォーラム 万博と私たちの未来」を開催しました。

 

 本イベントは、「大阪・関西万博と岡山の魅力を伝える」ことと、「学生一人一人の『考える』を深める」ことを目的として開催されました。


 「OU!万博」は、新型コロナウイルスの影響により下火になっていた岡大生のSDGs活動をもう一度盛り上げたいという思いで、本学学生6人が立ち上げた団体です。日本経済新聞社大阪本社の方に直接企画書を持って行ったことから始まり、今回のイベントが実現しました。


 創立五十周年記念館での「メインステージ」では、万博マイスター・二神敦氏や、株式会社パワーエックス社長・伊藤正裕氏による講演などが行われ、大学会館での「サブステージ」では、岡山の小学生から社会人の計12団体によるパフォーマンスが行われました。ほかにも、岡山・関西で活躍する団体によるブース出展や、世界と岡山のグルメが楽しめるキッチンカーが並び、万博への機運を高められるコンテンツが目白押しのイベントとなりました。


 「メインステージ」では、まずオープニングセレモニーとして、三村由香里理事(企画・評価・総務担当)からの開会あいさつがありました。


 次に、二神氏による講演と、万博クイズを行いました。講演では、実体験やユーモア、岡山にちなんだエピソードなどを交え、万博に行きたくなるようなトークが披露されました。万博クイズでは、二神氏自ら大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」のかぶりものを身に着けて登場し、観客参加型のクイズで会場を盛り上げました。二神氏は「現地に行かずともインターネットで情報を得られる現代において、万博は時代遅れとの意見もある。しかし、『リアルにふれる』からこそ感じられることが多いので、ぜひ現地に行ってほしい」と語りました。


 次に、株式会社パワーエックス社長・伊藤氏による基調講演を行いました。17歳で起業し、株式会社ZOZO 開発担当取締役に就任して「ZOZOSUIT」の開発などに携わり、現在は株式会社パワーエックスの社長として活躍している伊藤社長の豊富な経験から、キャリア選択について講話がありました。伊藤社長は、「今の時代は、たとえ失敗してもほかの選択肢が豊富にあるラッキーな世代。起業しても転職してもいいから、興味のあることに没頭し、価値を作っていってほしい」と語りました。


 次に、日本経済新聞社岡山支局長・深野尚孝氏、株式会社パワーエックス社長・伊藤氏、狩野光伸副理事(SDGs・ダイバーシティ&インクルージョン担当)、中澤拓也さん(大学院ヘルスシステム統合科学研究科博士後期課程1年)、大西一碧さん(工学部工学科化学・生命系4年)、岡田栞那さん(グローバルディスカバリープログラム2年)によるパネルディスカッションを行いました。

 

 本パネルディスカッションでは、「ほかの人と違うことを始めた時に、どんな気持ちだったのか」や、「興味があることに向かって、一歩踏み出すには何が必要か」などについて議論しました。「自分がどんな性格で、どんなことをしたら幸せになるのかが分かることが大切」「人は困っていると本気になる。一歩踏み出す際に、自分が今いるところを捨てる恐怖があるうちは、それらが吹っ切れるほど本気になれるものが見つかっていない。もっと自身について考え抜くことが必要なフェーズなのかもしれない」といった意見が飛び交いました。登壇者も観客も自身の生き方を見つめなおすことができる、有意義なパネルディスカッションとなりました。


 最後に、エンディングセレモニーとして、日本経済新聞社大阪・関西万博準備室長・楢崎健次郎氏による閉会あいさつで幕を閉じました。


 今回の交流を今後のSDGs活動にも生かし、岡大生のSDGs活動全体の活性化につなげていきます。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取組にご期待ください。

 

 本情報は、2025年1月7日に岡山大学から公開されました。

 

 

講演「万博へ行こう!」を行う二神氏

 

基調講演を行う伊藤社長

 

パネルディスカッションの様子

 

本イベントの企画・運営を行った「OU!万博」のメンバー

 

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20241214flyer_.pdf

 

 

◆参 考

・岡山大学SDGsアンバサダー

 https://sdgs.okayama-u.ac.jp/outline/index.php?c=outline_view&pk=4

・岡山大学SDGsホームページ

 https://sdgs.okayama-u.ac.jp/

・OU!万博(Instagram)

 https://www.instagram.com/ou.banpaku/

 

 

◆参考動画

・【OU!万博】岡山大学SDGsアンバサダーにインタビュー!(2024ver.)(YouTube 00:59)

 https://youtu.be/TwAheGLSF0Q

 

・岡山大学SDGsアンバサダー紹介動画2024(YouTube 08:25)

 https://youtu.be/tb1x9rqqy_8

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 


◆本件お問い合わせ先

 岡山大学 SDGs推進本部

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 研究・イノベーション共創管理統括部 社会共創課

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8491

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id13886.html

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 機器共用推進本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8745、086-251-8746
 FAX:086-251-8748

 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp

     ※ ◎を@に置き換えて下さい

 https://fspp.kikibun.okayama-u.ac.jp/


<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
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 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2025年1月期共創活動パートナー募集中:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002800.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html

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【岡山大学】高齢者には生涯学習と身体活動がお勧め!~主観的な老いの体験に対するポジティブな効果を縦断研究で実証~

2025-01-14 09:43:53 | 人文社会系

2025(令和7)年 1月 13日
国立大学法人岡山大学

https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

<発表のポイント>

  • 生涯学習の多い高齢者は、加齢に伴って「獲得」するものが増えるというポジティブな意識が高く維持される。

  • 身体活動の多い高齢者は、加齢に伴って「喪失」するものが増えるというネガティブな意識が低く維持される。

  • 研究開発が進むことで、超高齢化社会がより充実したものになることが期待される。

 

 

◆概 要

 近年の高齢者研究では、高齢者の加齢に係る変化に関する意識(主観的老い)が注目を集めています。主観的老いを測定する代表的な指標に、Diehl & Wahl(2010)が提唱した「加齢に係る変化意識」があります。

 

 「加齢に係る変化意識」は、加齢に伴って「獲得」するものが増えるというポジティブな意識と、加齢に伴って「喪失」するものが増えるというネガティブな意識の二側面から構成されます。先行研究によると、「獲得」の高さは主観的幸福感と正の相関を示し、「喪失」の高さは抑うつと正の相関、主観的幸福感や身体的健康と負の相関を示すことが明らかとなっています。「加齢に係る変化意識」を簡便に測定する尺度の日本語版(白石・堀内・Brothers,2024)は既に開発されており、多くの研究で使用されています。


 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の大学院社会文化科学研究科博士課程在学生で岡山大学OU-SPRING生*の白石奈津栄大学院生と岡山大学学術研究院社会文化科学学域の堀内孝教授の研究グループは、大阪大学中川威准教授と兵庫教育大学大学院山本康裕大学院生を新たなメンバーとして迎え、70歳以上の日本人高齢者878人を対象に12カ月間にわたる縦断調査を実施しました。

 

 この調査では、「加齢に係る変化意識」に影響を与える要因として、「生涯学習」と「身体活動」に着目しました。マルチレベル分析の結果、生涯学習の多い高齢者は「獲得」のポジティブな意識が高く維持されること、また、身体活動の多い高齢者は「喪失」のネガティブな意識が低く維持されることが明らかとなりました。


 この研究成果を、老年学および老年医学の分野でもっとも権威のある学会であるGSA(Gerontological Society of America)の年次大会(GSA Annual Scientific Meeting)で発表しました(2024年11月、シアトルコンベンションセンターにて開催)。

 

 なお本件は、2024年12月26日に開催された岡山大学2024年12月定例記者会見において公開されました。

 

 

定例記者会見において研究紹介を行う白石奈津栄大学院生(左)

 

 

*OU-SPRING生

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」を用いて、大学院の博士後期課程又は博士課程に進学する優秀な人材の確保を図るとともに、岡山大学の「最重点研究分野」の研究を推進する若手研究者の養成、ひいては、我が国の科学技術・イノベーション創出を担う研究者の養成等を目的に運用している制度です。選抜されたOU-SPRING生には、研究奨励費(生活費相当)と研究費を支給し、より研究に専念できる環境を提供しています。

 https://www.ou-spring.orsd.okayama-u.ac.jp/

 


◆研究者らからのひとこと

 この研究は、高齢者がより良い生活を送るための重要な手掛かりを提供します。生涯学習と身体活動を通じて、前向きな主観的老いの体験を促進し、健康的な老後を支援できます。私たちの研究が、多くの高齢者の生活の質向上に寄与することを願っています。

 

(左から)大阪大学の中川威准教授、岡山大学の堀内孝教授、兵庫教育大学大学院(日本学術振興会特別研究員)の山本康裕研究員、コロラド州立大学のAllyson Brothers Associate Professor、岡山大学大学院博士後期課程(JST次世代研究者挑戦的研究プログラム)の白石奈津栄大学院生

 

 

◆論文情報
 発表タイトル:Multilevel Analysis of AARC Gains and Losses in Older Adults
 掲載誌:Innovation in Aging、 Volume 8、 Issue Supplement_1、 2024
 著者:Natsue Shiraishi、 Yasuhiro Yamamoto、 Takeshi Nakagawa、 Takashi Horiuchi

 

 論文名:加齢に係る変化意識尺度(AARC-10 SF)の日本語版開発とその信頼性および妥当性の検討
 掲載誌:心理学研究
 著者:Natsue Shiraishi、 Takashi Horiuchi、 Allyson Brothers
 DOI:https://doi.org/10.4992/jjpsy.95.23203
 URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/advpub/0/advpub_95.23203/_article/-char/ja

 


◆研究資金
 この研究は、以下の支援を受けて実施しています。
・Foundation of Global Life Learning Center JST SPRING
・JSPS(21H00943)Methodological foundation for capturing pre- and post-loss changes associated with aging
・JST次世代研究者挑戦的研究プログラム JPMJSP2126

 

 

◆詳しい研究内容について
 高齢者には生涯学習と身体活動がお勧め!~主観的な老いの体験に対するポジティブな効果を縦断研究で実証~

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r6/press20241226-2.pdf

 

 

◆参 考

・岡山大学大学院社会文化科学研究科

 https://shabun.ccsv.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学 学術研究院 社会文化科学学域(文)堀内研究室

 https://www.cc.okayama-u.ac.jp/~horiuchi/Horiuchi_Lab.htm

 

 

◆参考情報

・岡山大学次世代研究者挑戦的研究プログラム(OU-SPRING)

 https://www.ou-spring.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学大学院社会文化科学研究科 博士後期課程1年 白石奈津栄
 岡山大学 学術研究院 社会文化科学学域(文)教授 堀内 孝

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-7404(研究室)

 https://www.cc.okayama-u.ac.jp/~horiuchi/Horiuchi_Lab.htm

 

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
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 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

 TEL:086-251-8745、086-251-8746
 FAX:086-251-8748

 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp

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 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

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国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

  • 岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

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