社日(しゃにち)
浦幌神社 社日碑
今年は、3月24日が春の社日(しゃにち)となります。
「社日(しゃにち)」とは、聞きなれない言葉ですが・・・
一体何でしょうか?
社日とは、春分の日と秋分の日に、最も近い戊(つちのえ)の日をさします。
この日に、土地の神様・農耕の神様をおまつりする風習があります。
春の社日は、種まきの時期にあたり、作物の育成を祈ります。
秋の社日は、収穫の時期にあたり、収穫の感謝と作業の安全を祈ります。
浦幌町でも浦幌神社の境内に2基、常室・万年・稲穂・養老の地区にそれぞれ1基お祀りされております。
いずれも5角形の石碑に、5柱の神様の御名が刻まれ、お祀りしております。
神様の御名は、下記のとおり。
天照坐皇大神
大己貴大神
少彦名大神
稲蒼魂大神
埴安媛大神
現在では、祭り日が変更になったところもありますが、開拓者より受け継がれてきた「祈りと感謝」が今も変わることなく捧げられています。
3月10日 万年社日祭
3月24日 常室社日祭
3月25日 浦幌(帯富・千歳)社日祭
4月15日 稲穂社日祭
今年も土地の神様・農耕の神様に感謝! 農事の安全と豊作を祈ります。
宮司一筆