オヤジがpopだなんて、ぜんぜん知らなかった。
辞書で調べると、pop[ポップ]はpopularからとった語で、
1.大衆的な、通俗的な
2.軽やかさ、ポップコーンのはじけることから
3.気まぐれな、即興的な
云々、とある。
どこにも「オヤジ」とは書いていない。
それを知ったのは、オヤジ所蔵の随分古いアメリカン・コミックをなんとなく読み返したからだ。
ツル・コミック社発行 モート・ウォーカー原作「BEETLE BAILEY」の第2巻「ずっこけ大演習」の中の話だ。
キャンプ・スワンピーという架空の部隊で繰り広げられる、主人公ビートル・ベイリーとその仲間たちのハチャメチャな軍隊ギャグコミックである。
その中の一場面。
スノーケル軍曹は、40歳をすぎてもまだ独身・童貞の万年軍曹で、太っちょの大食漢。
軍人魂のかたまりのような彼は、部下に容赦なく鉄拳の雨を降らせ、怒鳴りつけている。
ある日、彼が部隊内を見回っていると、1人の兵隊がぼんやりと歩いている。
ロートルな眼鏡をかけたハゲチャビンの兵隊は、“オトッツァン”とあだ名されている。
通りかかったスノーケル軍曹は、彼に向かって
「オヤジ!」(pop!)と叫ぶ。
かわいそうな“オトッツァン”は、びっくりしてピョコンと飛び上がってしまう。
それを見ていたビートルは
「Poor old Pop is sure jumpy」
(かわいそうに、オトッツァンとび上がったよ)
という。
popがオヤジで、old popはオトッツァンなのだ。
知らなかった・・・。
「悪魔のあっくん」へ、おれたちゃpopなんだぜ、ベイビー!
今度外で会った時はpopに呼び合おうぜぃ。
もちろんあなたの方がold popだけどさ・・・。
もはや笑えないほどpopなold popになってしまった、反省期プラス1なオヤジであります。
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