お好み夜話-Ver2

復活の林檎たち

台風が西から東へ移動していくその狭間を縫って、宅配便が指定時間に到着した。

まったく日本の運輸業の正確さ優秀さには、ほとほと頭が下がる。

何をこの台風の最中待ちわびていたのかというと、ぜんぜん起動しなかった我が家の2台のiMacが、無事修理を終えて戻ってくるのをだ。

ちょうど雨が小降りになって、ちょっと明るくなった頃合いでピンポ~ンが鳴り、2台のiMacが戻ってきた。

購入した時のままキチンと箱もクッション材も保存しておいたので、修理業者の送料無料のキャンペーン期間中にそのまま箱詰めして送ったのが一週間前。

原因究明して診断後すみやかにメールで連絡があり、ただちに修理をお願いしたのだがそれにしても早く直ったものだ。

さすが「Macお急ぎ修理隊」を名乗るだけのことはある。


オヤジの部屋は何年かぶりの大々的な模様替えの真っ最中だったが、さっそく梱包を解きマシンを取り出してケーブルやキーボードをつないだ。

まずは小僧の2005年製のiMacG5から。

この林檎屋史上最後のパワーPCはMac OS X v10.4 Tigerで、現在のOS X v10.9 Mavericksからするとじつに6代前のものだが、オヤジのお古でも小僧がでたらめで使う分にはまったく問題なかったのだ。

ジャーンと起動音一発、無事立ち上がったものの、何をやってるんだ小僧はデータはすべて元通りだがどうでもいいファイルだらけ。

恥ずかしいったらありゃしない。

故障の原因は電源ユニットの不良で、電源ユニットを全面交換で35000円。


つづいてオヤジのiMac24インチ。

若干設定が変なところはあったが、こちらもデータはすべて無事。

画面が真っ暗になって起動しなかった原因はグラフィックカードの故障とのことで、これは基盤の修理で対応できて45000円。

消費税を加えて合計86400円手痛い出費だがしょうがない

でもまあこれで、助かった。


もうじき新しいiMacが登場するみたいだけれど、とてもじゃないけど手が出ないや。

今のマシンを骨までしゃぶってやるのだ

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