毎週水曜日にちょっと長い距離を走ろうと決めていたのに、もう2回も雨で流れてしまい鬱憤がたまっていた。
仕方がないから完全休養を決め込んで、お風呂にゆっくり入って「網走プレミアムビール」を飲んだら、
なんだか「らんぼう」な気分になってしまったので、とりあえずコレクションの中から「ランボー3/怒りのアフガン」を皮切りに逆順に「ランボー2/怒りの脱出」(ここまではRAMBO FIRST BLOOD Ⅱ という原題がつく)と第1作「FIRST BLOOD」を何年かぶりで連続で観た。
こんなことは好きな人は知っていることだろうが、原作は「ディヴィッド・マレル」の小説「一人だけの軍隊」で、第1作「FIRST BLOOD」はトラウマを抱えたベトナム帰還兵ランボーがアメリカの山間の田舎町の保安官に絡まれ、浮浪罪とサバイバルナイフ所持で逮捕され暴力を受けたことによりベトナムのおぞましい記憶がフラッシュバックで甦り、反射的に抵抗し逃走したことにより州軍をも巻き込んだ大事件に発展してしまうという物語。
泥沼のベトナム戦争によって負ったアメリカの深い傷が描かれているのだが、2作目からはランボーは超人的なヒーローになって、しかも「好戦的で無謀な人を比喩する際の軽蔑的な代名詞」として「Going Rambo !! 」なんて言われちゃうようなただのアクション映画になってしまった。
だけど「シルヴェスター・スタローン」は素晴らしいし、「 ジェリー・ゴールドスミス」の音楽もいい。
「ロッキー」と並ぶ「スタローン」の代表作に間違いない。
そして「スタローン」という人は自分の仕事にきっちりカタを付ける人のようで、「ロッキー」しかり「ランボー」も還暦になってから最終作を作っているのだが、今回「ランボー2/怒りの脱出」のセリフに「所詮オレたちは捨て石なんだ」というものがあってハッとした。
「捨て石=Expendables」つまり消耗品 ちゅうことはですよ、「エクスペンダブルズ」につながるっつうことじゃああ~りませんか
あのお年寄りアクション大スターの大運動会映画「エクスペンダブルズ」シリーズは、すでにこの頃から発案があったのだろうか
商売人の「スタローン」のことだから、密かにふかーく考えていたのかもしれない。
う~ん、今度は「ロッキー」シリーズ全5作を連続視聴してしまうかもしれない。
「シルヴェスター・スタローン」恐るべし
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