飛行機の都合で、仕方なく朝イチで天草を立つ。
福岡空港のロッカーに大きな荷物を入れ、地下鉄で博多駅まで。
そこから特急「ソニック号」に乗って小倉駅で乗り換え、普通電車で門司港へ。
降り立った観光客はみんな写真を撮る、古い木造屋根のホーム。
トイレだって大正ロマンな造りだけれど、個室の便器はウォシュレットだった。
飾りかと思ったら、ちゃんと水の出る蛇口、レトロだ。
歩いて港まで出る。
時間があれば巌流島まで行きたかったが、タイミングが悪く断念。
小次郎は次回オヤジがこの地に来るまで、ずっと待ち続けるのだ
関門海峡を渡れば、向こうは下関、山口ぜよ。
エエのう、港町は。
横浜と似ている風景だけれど、夏休みも終わって平日は人が少ない
レトロな建築物を見てまわる。
旧門司三井倶楽部。
かつて「アインシュタイン」博士が来日したときに泊まった部屋が、今でもそのままで公開されている。
町には至る所に「焼きカレー」ののぼりや看板を掲げているお店がたくさん。
そう、今回の目的の一つは「焼きカレー」を味わうことだ。
選んだのはこのお店、「門司港地ビール工房」。
関門・北九州地区で唯一のビール醸造所をもつビアレストラン。
オープンと同時に入って3階の窓側の席に着く。
まだお昼前だが、今日も暑いし歩いて汗をかいたのでまずは一杯。
昭和初期のラガア麦酒を復刻したという「門司港 驛ビール」、昔懐かしの苦味がある味わいでなかなかイケル
ビールのアテはこふくの唐揚げ(こちらでは河豚を福にかけて、ふくと呼ぶ)と、サバの糠床炊き。
どれも初めて食すが、ウマイ
そしてお待ちかね、名物「鉄板焼きカレー」登場
鉄板から溢れんばかりの香りのいいルゥ、真ん中でこんもりしているのはハンバーグのようであるが、ご飯だ。
ご飯の下には輪切りのトマトがしいてあり、真ん中から温泉卵がトロ~リと溢れ出してチーズとルゥと絡みつき、なんとも言えず旨い。
熱々をハフハフしながら、かあちゃんと分けあって食べた。
お腹がすいているから、この高カロリーな一皿をペロリと平らげ、ビールをお替わりして食べたことがない料理をオーダーしたかったが、まだこの先いろいろ予定があるので、涙を飲んでお会計。
次なる目的のお店を素通りして、腹ごなしに港町を歩く歩く。
腹を減らしてまた来るぜぃ、待ってろよ「瓦そば」
つづく。
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