LIFEー人生という名のコントってことで主演はウッチャン・・・・・じゃなくて、アメリカ映画です。
7月のあれやこれやがひと段落したので久しぶりに劇場ー丸の内ピカデリーへ出かけたのだ。
キップ売り場のお兄ちゃんに「そのお席ですと見上げることになりますが」と、毎度お馴染みのセリフを言われたが何か問題でもあるんか‼
こちとらアンタが生まれる前からこの小屋へ通っているんじゃい、スクリーンサイズなんて把握しとるわい😤
視界いっぱいに映画を入れたいんだからほっといてんか ( こんな時なぜかインチキ関西弁になってしまう ) と劇場内に入ると、売店ではアサヒビール傘下の外国ビール ( レーベンブロイとかヒューガルテンホワイトとか ) の飲み比べセットなんてのを販売していた。
3杯セットで2千円・・・う~ん、「LIFE」の上映時間は104分、この暑さで館内はガンガン冷房が入っているし、3杯くらい朝飯前だがジジイのタンクが心配だからレーベンブロイを一杯だけお買い上げして、タンクの中身を振りしぼって席についた。
12時20分の初回で客の入りは2割といったところか、年齢高め。
アメリカでは3月に公開済み、4ヶ月遅れのPG12での日本公開ですでにもうそろそろ終わりな感じ。
まあそんなことは気にしない、観たい映画を観るだけでジャンル的にはオヤジの好きな宇宙空間でのグランドホテル方式のエイリアン色たっぷりなホラー。
エイリアン物と怪獣物とバンパイア物はすべからく押さえておきたいのだ。
以下、ネタバレ無きよう書いてみよう。
国際宇宙ステーションーISSは火星の土壌を採取した無人探査機「ピルグリム=巡礼」を待ち構えていた。
世界各国から集められたクルーは、「ジェイク・ギレンホール ー デビッド」「レベッカ・ファーガソン ー ミランダ」「ライアン・レイノルズ ー ローリー」そして「真田広之 ー ショウ」等々の面々。
回収した「ピルグリム」から火星の土壌サンプルがラボに持ち込まれ、その中から未知の細胞を発見しそれを活性化せせることに成功する。
人類が初めて遭遇した地球外生命体は小さくひ弱そうなクリオネのようで、何を栄養源としてどう成長するのかが不明のまま突然の事故で・・・・・・・。
この映画はエイリアンのような未来の話しではなく、現在・少なくとも近未来の国際宇宙ステーションの無重力空間での出来事なのが秀抜。
ワイヤーワークはお手の物の「真田広之」の面目躍如、走って逃げるわけにはいかないもどかしさと宇宙ステーションの閉鎖空間が緊張感を盛り上げる。
「真田広之」は「ウルヴァリン: SAMURAI」の時よりずっといい、ちゃんとした日本人だし👍
しかしエイリアンから逃げ、駆除しようとして一人、また一人と倒されてゆくシチュエーションは本家エイリアン譲り。
だが肝心のエイリアンの造形はというと・・・・・・・う~ん、エポックメイキングには及ばない残念ながら。
そしてラストのどんでん返し ( 想像できちゃったけどさ・・・ ) は、もう続編なんか作らせないぞー‼という意思の表れか❓
好感がもてるのは、最近のこの手のハリウッド映画みたいに効果音や音楽でワサワサ煽り立てるような脅しは割と少なく、ジワジワとくる恐怖を演出していてそこがリアル。
そうさなぁ、この手の物でさんざんダメダメをつかまされていることを考えると、点数的には70点あげましょう。
今後公開される本家「エイリアン:コヴェナント」が「LIFE」よりショボかったらどうしよう・・・。
DVDが出たら、もう一度この映画をちゃんと観るのだ。
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