「アンタ雑巾を縫ったことがあるのか? 家庭科の成績はイマイチだったんじゃないの?」
下っ腹の一番大きい傷痕は10㎝弱、中央と右の傷痕は2、3㎝、カテーテルの出ていた穴は1㎝弱で、どれも引きつりミミズ腫れになって、むかし流行ったペグに巻きおえた弦をピンピンさせたギターみたいに縫い糸が出ていて、なんだか雑な感じにみえた。
自分でやったらもっと丁寧にやるハズ、なんて几帳面なワテクシは思ってしまい、まったく進展なしで傷物にされた恨み言をぶつけてやりたかったのだ。
一時退院から二週間、一昨日まで痛み止めを飲んで腹を押さえていたが、ようやっと抜糸の日となり朝イチで病院へ。
外科の外来で待つことしばし、いざ女医とご対~面と思ったら、担当は温水さんみたいなおやじであった。
なので言ってやろうとした言葉を飲み込み、ベッドに横になり腹を出した。
4箇所で計17針の縫い糸は、ピンセットでつまんてハサミでチョッキリ、ちょいと痛いがあっさりと抜けた。
今日は少しおとなしく、風呂はやめておいてとのことでおしまい。
続いて腎臓内科の診察だが午後2時からで、ムダに5時間も開いちゃう。
のんびり☕しても時間を持て余してしまうしさてどうするかと考え、そうだ💡映画を1本観れる👍
ということで日比谷線で1駅戻り仲御徒町へ。
上野のTOHOシネマズで「ジョーダン・ピール」監督・脚本の「Us」を観ることにした。
入院中にラジオでこの映画のことを聴いたのを思い出したのだ。
主演は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」や「ブラックパンサー」に出ている「ルピタ・ニョンゴ」で、ほかの役者・子役もなかなか迫真の演技で、不条理なホラーを最後まで楽しめた。
西洋の神さまってのは無慈悲なのか慈悲深いのか、エレミヤ書11章11節がなんなのか???だけれど、ホラーのネタにはなるのだろう🙄
映画を観てもまだ時間は余裕のよっちゃんで、ゆっくり歩いて病院まで戻ったが、あれ⁉普通に歩けてる😆
ここ一ヶ月ほどは、背中を丸め妊婦のように腹に手を当てソロリソロリと歩くほかなかったのに、抜糸をしたおかげで腹が引きつる痛さもチクチク感もなくなって背筋を伸ばして歩けるようになった。
ところが病院て血圧を測ったら195の110とヤバイほど高く、かといって気分は悪くなく、血液検査の結果は現状維持。
メーカーに検査に出したカテーテルの異常はなく、10月の循環器の診察日に合わせて腎臓内科の診察が決まった。
ということで、次の手術はその結果をみてとのこと。
ひと思いにやってくれぃってわけにもいかず、難儀なこっちゃ😑
まあでもしかし、検査数値からいっても執行猶予は10月で終わりってことだろうな。
毎年秋は痛みの季節、今年は「秋味」もオアズケかも・・・。
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