お好み夜話-Ver2

院内探査

あーあ、何にもしないまま5年前に結石で入院・手術した時よりも長く病室にいることになっちまった☹

息も絶え絶え最後に走ったのは今月6日のわずか5.7㎞、17日間も走らなきゃ体はすっかり鈍ってしまっているので、ちょこっとストレッチやスクワットしただけじゃ足腰の萎えは解消されない。

しかし素敵な病院食のおかげで入院時に57㎏だった体重がこの8日間で53.8㎏に無理なく3.2㎏ダウン、BMIは入院時に縮んだ身長163㎝から算出すると20.25になる。

このまま順調に減り続けてBMI20を切っちゃったら、あんまり動かない病人といえどもちょっとヤバイんじゃないの❓

ダイエットでお悩みの方はぜひ、腎臓内科の病棟に入院しましょう👍 なんてね d( ̄  ̄)


まあ素敵な食事以外にも痩せる要因としては、ちゃんと眠れていないことがあるだろう。

息苦しさや痛みなどの不調を感じていた時はなぜか爆睡できたのに、自覚症状がなくなって動けるようになってからは昼も夜もしっかり眠れなくなってしまった。

夜は同室の方々の点滴交換や寝言( 呻き ) 、イビキ、歯ぎしりのBGMがもれなくついてきて、デリケートなワタクシの心を乱して眠れない。

昼は何かと物音が気になって眠れない。

やっと点滴と心電計から逃れたというのにまるで安らぎは訪れない、でもしょうがないか、血圧は下がって胸の水も引いたといえども、いろんな数値は立派な病人だもの・・・。


点滴と心電計が取れてからは、午前中に採血や採尿やレントゲンなどを撮るぐらいですぐ暇になってしまうので、入院前に買っていた「ランナーのための自己ベストを出せる最強ウォームアップ講座: DVD付き 中野ジェームズ修一が教える!」を自宅からかあちゃんに持って来てもらい、動的ストレッチってやつをいくつかして非常階段に向かった。

本日は入院棟の19階から地下2階まで階段を上り下りするのだ。

前回歩いた時より早いペースで、まずは19階へ上がる。

非常階段からフロアへ入ったところの天井にもれなく監視カメラがついているが、気にせずドアを開けようとしたが、残念😵施錠されていた。

19階には特別室があるので、どんな悪事を働いたお偉いさんがしけ込んでいるか見てやろうと思ったのだ。

先日エレベーターに水っぽい和服を着た水っ気のあるお姉さんがふたり偉そうに乗ってきて、片手を痛々しく冷やしている立派な患者のこのオヤジに開いたドアを閉じるボタンを毎回押させて知らん顔して19階へ乗っていったので、カネに飽かせて病院で踏ん反り返っているであろう悪者のツラを見てやろうとしたのだが・・・クソッ。


仕方がないから早足で階段を下り、今度は6階へ。

6階に何があるかっていうと、面会用のエレベータの表示には「機械室」とあるのに6階というボタンがない。

なのに「悪者専用」と脳内変換してしまう患者用のエレベーターの表示には、「霊安室」と表示もありボタンもあるのだ。

だから非常階段から入ってどんな様子か見て見たかったのだが、さもありなんここのドアも施錠されていた。

そりゃそうだろね、亡くなった人が安置されているところを好奇心だけのヤカラに踏み込まれちゃイカンよね。


さらに下へ足早で行くと、病院のユニホームを着た男性がオヤジが通り過ぎたドアから出てきて、足音も高くオヤジの後から降りてくるではないか。

チラッと顔を見たら、パジャマの患者が足早で階段を下りる様子に怪訝な表情で、しかしコミニケーションを取るでもなくエレベーターよりも速いと言わんばかりに猛追してきた。

フフン、患者ナメんなよとばかりにごく自然にペースをあげると、追い越したいんだろうが距離は縮まない。

やがて3階分降りたところで非常階段から離脱して別のフロアへ消えた。

こんなところで競争心を燃やしてもしょうがないが、久しぶりだったのでつい😛


3階からさらに下へ向かうと、今度はスーツ姿の病院勤務とおぼしき男女が階段を上がってくるのに出くわした。

こちらもエレベーターを待つより階段の方が早い組なのだろう、お勤めご苦労さんです^[bl


1階を通り越して未知なる地下二階へ降りると終点、どん詰まりの階段下には使い古したマットレスが積み上げられ室温が3、4度上がって暑い。

部屋の中に入ろうとしたが、こちらの鉄扉にはしっかりと」関係者以外立ち入り禁止」と貼られもちろん施錠してあった。

なるほどね、と独り合点して1階に上がって外へ出ると、外来棟へ抜けるところにあるATMの脇の鉄扉であった。

軽く汗もかいたし、本日はこれにて終了と1階の自販機コーナーで無料の「お薬用 常温水」をカップでいただき、エレベーターで15階に戻った。


しかしあんなに胸が苦しくて、自宅から店までも途中休憩なしには行けなかったオヤジが、19階の階段を軽やかに上り下りして息切れしなくなるなんて、素敵な薬と素敵な病院食のおかげかな。

だがまったく安心はできないのは、ある数値が突出して高くその原因がイマイチつかめないということで、薬を変えながら経過観察ってことでまだもう少し病院ライフが続くようだ。


何度も見舞いに来てくれた「投げちゃん」、サプライズの「ちち」とママと「ユイちゃん」、枕元に置いた写真で毎日癒されている「キートン」を連れて来てくれた「シゲちゃん」「ミキちゃん」、仕事の途中で来てくれた「コモリ」「ミヤザキ」のご同輩、そしてお世話になった「チエさん」「横浜の悪魔のオジイちゃん」、みんなみんなありがとうm(_ _)m

飲み食いが制限されているこのオヤジの一番のご馳走は、みなさんと話して笑うことであります。

笑いと潤いのない入院生活に、癒しをくれて感謝しています。

このまま病棟で誕生日を迎えるか否か、もうじきはっきりすると思いますので、またご報告いたします🙏

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「戦えハイパーテンション」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事