今年の3月11日、慈恵医大病院で小僧の左腎臓摘出手術が行われた。
同日、女子医大病院でオヤジの左目の白内障手術も行われて、術後しばらくしてかあちゃんから小僧の手術も終わったと連絡がきた。
6時間を越える手術で5センチほどの癌で満たされた腎臓が摘出され、
不幸中の幸いで他の臓器への転移は認められないと告げられた。
あれから約3ヶ月・・・。
本日、再び慈恵医大病院で小僧のCT検査などが行われ、術後は良好で転移もないと診断された。
かあちゃん共々ホッと一安心。
特に薬を飲むこともなく、次回はまた3ヶ月後の9月の診察となる。
そしてその時の状況が良ければ、癌を優先して取り残した反対側の腎臓の結石を除去する手術の段取りが決まる。
だから現時点では「一安心」なのだ。
「一安心」したので、かあちゃんはやっと天草へ帰れることになった。
亡くなったばあちゃんの墓参りと、姪の「チーちゃん」の母・かあちゃんの義理の姉の墓参りをするためだ。
かあちゃんが故郷天草へ帰るのは何年振りだろうか?
オヤジの病気とコロナ禍で少なくとも5年は帰っていないだろう。
オヤジも小僧も行きたいのはやまやまなれど、田舎はまだ東京もんが来ることには抵抗があるようなので今回は留守番。
すると小僧が「オレたちもどっか行けばいいね」、などという。
「オレの診察が👌なら温泉に行かないとダメですね」
う〜ん、まあそんな約束をしたような気もするが🙄
う〜ん、と悩んだすえ、一泊で磐梯熱海温泉に宿をとった。
先ずは新幹線で郡山まで行き (オレたち障害者親子は100㎞を越えると運賃が半額になるd( ̄ ̄))、そこから東北本線で須賀川へ、ウルトラの街へ行くことにした。
「シン・ウルトラマン」の影響もあり、「M78星雲 光の国」と姉妹都市の須賀川に小僧も興味津々なのだ。
そしてこのオヤジは「すかがわ市M78光の町ひかりぼたん地区25丁目9番地7-357」に住民登録しているわけで、たまには里帰りしなけりゃウルトラ寂しいだろう👍
2017年5月25日以来の里帰りだ。
つかの間の命の洗濯、旅から帰って翌々日には再び女子医大病院へ入院し、今度こそ最後のステント抜去になる。
それでオヤジも一安心、となればいいんだが。