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お好み夜話-Ver2

帰ってくるなりストレス三昧

34日の旅行中、汗ビッショリになったのは初日の白石のみで、盛岡、仙台・石巻は陽射しがあっても風は爽やかで、むしろ涼しく過ごしやすかった。

新幹線で夜7時過ぎに上野駅に着いて、帰宅ラッシュの足早の人たちに巻き込まれ、北千住駅から自宅に歩いて帰るだけで汗ビッショリ。

家に戻ったら今度はトイレの故障という現実に直面する。

しばらく前から2階の便器から水漏れして、業者に見てもらったがまだ見積もりは出ておらず、旅行中は元栓を閉め電源を落としていたのだ。

それを忘れて小僧が用を足し、

「水が出ませ〜ん、緊急事態です‼️

と叫ぶ。

幸い1階にもトイレがあるのでまあなんとかなるが、帰ってくるなりどっと現実が押し寄せる。


翌日、月イチのクリニックへ。

毎日美味しく食べて呑んだ34日の後だけに検査結果はどうなるかと思ったが、先月までは基準値を上回っていたアミラーゼ・リパーゼ、CRPがどれも基準値内におさまり、クレアチンは暑いので他の人も高めだから問題ないと言われ、ただ悪玉コレステロールは低いのに中性脂肪が相変わらず高かった。

さすがに担当医も免疫抑制剤の影響かもと首をひねり、次回また高かったら薬を変えましょうとなった。

翌月の予約をして会計を済ませたところで、年のころは20代の終わりから30代はじめくらいのお兄ちゃんが受付で何やら怒鳴っていた。

聞けば「なんでオレだけこんなに遅いんだ」とか「理由を説明しろ」だの「どんなシステムなんだ」とかほざいているのだ。

あーあ、まったく見苦しい。

レシピエントだかドナーだか知らないが、このクリニックは腎移植後のフォローアップ専門クリニックで、前もって診察日も時間も予約して一般の外来はないのでいつもほぼ同じ時間に終わり、訳もなく余計に待つなんてことはないのだ。

それに事務の人もナースもみんなフレンドリーだし、この方々のおかげでワシらは生きてられるっちゅうのに💢

帰り際につい横から、

「喚くなよ、みっともない」

と突っ込んだら、

「なんだオメエ」

と兄ちゃん三白眼。

「名のるほどの者ではないけど、患者さまだよ」

と言って、とっとと帰んなと捨て台詞でクリニックを出た。

背後で兄ちゃんの「テメ、まて、このヤロウ」という声を聞きながら外へ出ると、慌てて兄ちゃんが追いかけてきた。

見れば両手に処方薬やら検査票を持って詰め寄ってくるのを見て、思わず笑ってしまった。

理屈もへったくれもないグダグダを道路で喚くので、「俺たちゃ体が悪いからここへ来てるんだろ 云々」と噛んで含めるように顔を見て話し始めたら、

「ちっ、もういいや」

とかなんとか呟いて踵を返したのでその先を見たら、なんともの影に白いノースリーブのワンピースのお姉ちゃんが待っているではないか。

フンだ、笑っちまうぜ😏

駅まで行ったらクリニックから電話があり心配されてしまったが、お姉ちゃんが待ってたからいきり立ってようだと伝えると、「そうなんですよ」とクリニックの方もわかっていた。

あーあ、くだらない。

女子医大でも時どき受付で喚いてるヤカラを見るけど、それは若者だけでなくジジババもいる。

どいつもこいつもストレスまみれの残念な人たちだ、人のふり見て我がふりなおせ・・・。


その日は足立の花火大会、4年ぶりだしえらい人手が出て酔っぱらいが街に溢れるだろう。

ということは翌日、ゴミやら酔っぱらいの吐き出したゲロゲロがあちこちにあるだろう。

と思い翌朝、墓参りに行った帰りに車で店の前を通ってみた。

よかった、店の前にゲロゲロはなかった😮‍💨

しかし東京へ帰って来た途端に心配事やらトラブルに見舞われ、もうクタクタ。

腕を見るといつの間にやら新しい青あざができていた。


これもストレスか⁉️

もう、おいどんは明日のために今日も寝るばい💤


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