しかし本場と比べては酷というもので、 まあこんなもんでしょ、という程度のお味。
続いては今治風焼き鳥。
今治流は串に刺さず鉄板で焼く、いわゆる鳥皮焼きでタレは甘め。
これもこういうものだと言われりゃああそうですかという程度で、イマイチ味に締まりがない。
今じゃ愛媛・今治は加計、加計、忖度の方が知名度が高く今治焼き鳥も肩身がせまい。
そしてお待ちかね海鮮タルタルソースのモダン焼。
ああ~残念なことに見た目からタルタルソースではなくて、タマゴサンドのマヨネーズで和えたタマゴ。
酸味のもとピクルスのカケラもなく、固めだからソースとも馴染まず量も僅かで料金1500円オーバー😳
これと比べるとモグランポのタルタルふわっとは下品なくらいたっぷりのタルタルがのり、キャベツも多めだからお値段的にどうなの?と、我がことながら考えてしまう。
まあ今度のメニュー改定でタルタルふわっとのバリエーションを増やし、軽くソースも塗るかと目論んでいたので、大手のお店の味を偵察に来たのだ。
う~ん、ここのお店のタルタルが標準になってしまったら残念だ。
吹けば飛ぶようなちっぽけな個人店は、もっと特化してもいいのだろうと思う。
で、コナモン屋が避けては通れぬ基本の基「豚玉」、それも「究極の豚玉」なんてメニューがあったら食べてみなけりゃね。
これも1000円オーバーの堂々たるお値段。
お好み焼にマヨネーズをかけるのはこのお店が戦後始めたこと、その自慢のマヨネーズとカラシがアクセントでのり、かつお節と青ノリは各テーブルにあるので客が好きにかける方式。
かつお節は血合い抜きではなく青ノリはお歯黒になるタイプのもので、コテは先割れスプーンみたいなもので使いづらい。
だが何はさておきコテで切り分け食べてみた。
ん、生地の中にミンチ肉が入り、別に焼かれたロース肉が生地にサンドイッチされていて、切るたびにロース肉が剥がれて食べにくい。
ソースはモダン焼や焼きそばに使われていた甘みのあるものではなく、少し酸味のあるソースでこちらの方が好みだが、んーどこが究極⁉
かあちゃんと顔を見合わせ考えたが、何が究極かわからず店員さんに聞くと、ミンチ肉とロース肉がダブルで入った豚玉だから「究極」とのこと。
う~ん、残念だ・・・・。
白状するが、これまで幾度となく究極の豚玉を作ろうと試作を重ねてきたが、納得がいかず商品化に至っていなかったのだ。
はっきり言って豚肉をたくさん入れたから「究極」ですなんて、とても気の弱いワテクシにはできません。
大手がやったことをマネておこぼれにあずかろうなんて、そんなキモの太いことワテクシにはできません。
腑に落ちなかったり納得がいかなかったりしてお会計をすると、6,800円オーバー。
授業料としてはそこそこだが、お好み焼食べるのにビール無しじゃ切ないので、生ビール2杯分も込みであります🙇🏻
究極の豚玉への道はまだ遠い・・・。
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