宮田珠己は好きな書き手。ほわほわのユルユル。
しかしほわほわとした文章に反して、本人はかなり真面目で思い悩むタイプらしく、
ここのところずーっと思い悩んでいる。
思い悩んだ時は水族館に行って変な生物を見よう!という趣旨の本。
久々に真芯に当たった感のあるエッセイだったわー。
ユル系エッセイはいわば芯を外すのが真髄。
しかし全てを外していたら単に駄文になるわけで、表現はユルく、
内容は半分くらい外し、テーマはカッチリというのがミソだと思われる。
今回は久々に「無脊椎水族館」というテーマがハマっていて良かった。
この人は過去に数々「ジェットコースター」「巨大仏」「そこらへんの石」「盆景」
など、好きなものを取り上げたエッセイを書いている。これらは真芯。
ただ人間って、好きなものはいろいろあっても、それが書けるほど真芯を食うことって
そうそうないでしょう。上記のテーマは絶妙な深掘り(あるいは絶妙な浅掘り)が
出来てて面白かったが、それ以外はそこまでキてないなあと思っていた。
贔屓だからだいたい読んでいるんですけどね。
でも無脊椎生物は単に眺めていても興味深い(あるいはキモチワルイ)ものだし、
それを宮田のユル文で読めるのは楽しかったです。
これは続編が欲しいなあ。
彼は人生的に行き詰まっているらしいので、少し派手な花火を打ち上げて欲しい。
ホンノンボの続編も見たいのだが、またベトナムに行ったりはしないんですかね?
しかしほわほわとした文章に反して、本人はかなり真面目で思い悩むタイプらしく、
ここのところずーっと思い悩んでいる。
思い悩んだ時は水族館に行って変な生物を見よう!という趣旨の本。
久々に真芯に当たった感のあるエッセイだったわー。
ユル系エッセイはいわば芯を外すのが真髄。
しかし全てを外していたら単に駄文になるわけで、表現はユルく、
内容は半分くらい外し、テーマはカッチリというのがミソだと思われる。
今回は久々に「無脊椎水族館」というテーマがハマっていて良かった。
この人は過去に数々「ジェットコースター」「巨大仏」「そこらへんの石」「盆景」
など、好きなものを取り上げたエッセイを書いている。これらは真芯。
ただ人間って、好きなものはいろいろあっても、それが書けるほど真芯を食うことって
そうそうないでしょう。上記のテーマは絶妙な深掘り(あるいは絶妙な浅掘り)が
出来てて面白かったが、それ以外はそこまでキてないなあと思っていた。
贔屓だからだいたい読んでいるんですけどね。
でも無脊椎生物は単に眺めていても興味深い(あるいはキモチワルイ)ものだし、
それを宮田のユル文で読めるのは楽しかったです。
これは続編が欲しいなあ。
彼は人生的に行き詰まっているらしいので、少し派手な花火を打ち上げて欲しい。
ホンノンボの続編も見たいのだが、またベトナムに行ったりはしないんですかね?
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