まるでマンガですやん。
わたしは「おらがチーム」である楽天の試合は熱心に見ているが、
WBCやオリンピック、日本シリーズはほとんど見ない。
日本シリーズ、去年と一昨年のヤクルトVSオリックスは珍しく見たけど。
あれは面白い試合だったよね。
でも今回のWBCは見ていた。その理由はオオタニサンだったと思われる。
大谷は見たくなるスター性があるじゃないですか。
そしたら、どの試合もけっこう楽しくて。
特にチェコとの試合が楽しかったよ。なんというか、心温まるエピソードが多かったよね。
「プロのつもりで戦うよ」――一瞬ピンと来なかったが、
そうか、プロじゃないんだ。職業を持っている人たちなんだ。
日本ではもうプロ野球選手が出ることが当たり前になってるけど、
最初の頃はそうじゃなかった。プロが出るかどうか、だいぶ議論があったのを覚えている。
時期的にもレギュラーシーズン直前という難しい時期だし、
世界大会に出たいがために、プロの道を選ばずアマチュアでいた人もいたしね。
試合の雰囲気が健全で良かった。
デッドボールを当ててしまった相手に対する拍手も。
相手がその拍手を喜んでくれているのも。
チェコの一塁手のキャッチからの横っ飛びのスローで一塁をアウトにしたプレイなんて
神業だった。これがアマチュア!?と思った。
試合の最後は相手方チェコの日本側ベンチに向けての拍手に感動した。
チェコベンチのすぐ上で観戦していた観客たちの熱烈な拍手は十分相手に
通じていたと思うけど、――こっちの選手はちゃんと拍手に応えてましたか?
心配になった。
チェコの選手たちが大谷に憧れてキラキラしているのも、
佐々木朗希がチェコへロッテ製品(笑)を持って行ったのも、
プロらしからぬ行為とは思うが、いい話なので良しとする。
大谷がマイアミへチェコの帽子をかぶって行ったのも、
いや、日本代表やろ、とつっこみつつ、心温まる話だったので良いとする。
楽しかったわ。チェコとの交流がこれっきりで終わらないといいね。
オーストラリア戦も面白かった。勝ったから。
イタリア戦も面白かった。勝ったから。イタリア強かったね。
そして負けたら終わりのメキシコ戦。なんとドラマチックな試合だったんだろう!
村上のサヨナラだよ!イケイケの日本打線で、唯一置いて行かれた感のある村上が!
史上最年少の三冠王。チームの大黒柱の存在の人。
清宮と自分の注目度を比べて挫折を味わった経験があるとはいえ、
若いし、自恃が強いだろう。目の前の大谷は壁になり、悩んでしまったんだろう。
そこで潰れないところが大物だねえ。よもやよもやだ。
3点を入れられた時も、追いついてすぐ1点取られた時も、雰囲気重くて大変だった。
こっちのホームラン性の当たり、ヒット性の当たりもことごとくレフトに取られてた。
どう考えたって敗ける悪い流れ。これがレギュラーシーズンならそのまま敗けるところ。
大谷の二塁打。――二塁打それ自体ももちろん価値のあるものだったが、
その後の塁上での鼓舞が素晴らしかったと思うね。
あれは本人、わかってやってるんだろうと思う。あれが村上のサヨナラを
生んだといっても過言ではない。
そして代走に出た周東の、ホームまでの帰塁が早すぎて笑ったよ。
あれ、中継の繋がり的に大谷のホームインだと思った。
おや?1塁ランナーはどこにいる?と思ったらすでにホームインしていた。
しかも足のスペシャリストがその足を活かしたというね。痺れるね。
一人一人が個性を生かして最上の仕事をする。
ほんっとに、まるでマンガだったねえ。
そして勝っても負けても最後の決勝戦。
村上のホームランですぐ追いついたのは良かった。
岡本のホームランも良かった。ヌートバーの内野安打で1点を取ったのを忘れていた。
ダルは危うかったけど、1点で抑えられて良かった。
この3-2の中、登板するのが大谷だからね!
エンゼルスから投げるな指令が出ていたという情報はなんだったんだ?
大谷VSトラウトが9回2アウトでというのは、メジャーを見ないわたしからしても
そのあまりのドラマティックさにほぼ呆れた。
そして3-2からの三振……
いや本当にマンガ。2013年の楽天優勝時と並ぶくらいマンガ。
優勝おめでとう、侍JAPAN。すごく楽しませてもらったよ。
もうこれ以上楽しい大会はあり得ないんじゃないか。史上最高。
ダルがすっかり大人になって、みんなをまとめる兄貴役をやっていたのが感慨深かったし、
もちろん大谷の頭のてっぺんから足の先までのスーパースターぶりも楽しんだし、
吉田のすごさも良かったし、山田が打ったのも良かった。
ヌートバーもすごく好きになった。山川の縁の下の力持ちぶりも良かった。
……楽天から唯一参加した松井裕樹がほぼ空気だったのはあれだが、
それはシーズンでがんばってくれる伏線だと信じている。
国と国との心温まる交流もたっぷり見られたし、幸せだよ。
いいねえ。これこそスポーツの醍醐味だねえ。
気をつけて帰ってきておくれ。
そして、間もなくシーズンが始まるんですよー。
……その前にわたしはフィギュアスケート世界選手権の録画視聴の
修行が始まります。本当は水曜日から始まっているんだけど、
水曜日は89ersの試合を(ネットで)見なければならなかったので、木曜日から始まる。
ネットニュースで先に結果を目にすることのないよう祈りつつ。
3月と10月は野球とフィギュアとバスケが入り乱れて苦労しますわ。
わたしは「おらがチーム」である楽天の試合は熱心に見ているが、
WBCやオリンピック、日本シリーズはほとんど見ない。
日本シリーズ、去年と一昨年のヤクルトVSオリックスは珍しく見たけど。
あれは面白い試合だったよね。
でも今回のWBCは見ていた。その理由はオオタニサンだったと思われる。
大谷は見たくなるスター性があるじゃないですか。
そしたら、どの試合もけっこう楽しくて。
特にチェコとの試合が楽しかったよ。なんというか、心温まるエピソードが多かったよね。
「プロのつもりで戦うよ」――一瞬ピンと来なかったが、
そうか、プロじゃないんだ。職業を持っている人たちなんだ。
日本ではもうプロ野球選手が出ることが当たり前になってるけど、
最初の頃はそうじゃなかった。プロが出るかどうか、だいぶ議論があったのを覚えている。
時期的にもレギュラーシーズン直前という難しい時期だし、
世界大会に出たいがために、プロの道を選ばずアマチュアでいた人もいたしね。
試合の雰囲気が健全で良かった。
デッドボールを当ててしまった相手に対する拍手も。
相手がその拍手を喜んでくれているのも。
チェコの一塁手のキャッチからの横っ飛びのスローで一塁をアウトにしたプレイなんて
神業だった。これがアマチュア!?と思った。
試合の最後は相手方チェコの日本側ベンチに向けての拍手に感動した。
チェコベンチのすぐ上で観戦していた観客たちの熱烈な拍手は十分相手に
通じていたと思うけど、――こっちの選手はちゃんと拍手に応えてましたか?
心配になった。
チェコの選手たちが大谷に憧れてキラキラしているのも、
佐々木朗希がチェコへロッテ製品(笑)を持って行ったのも、
プロらしからぬ行為とは思うが、いい話なので良しとする。
大谷がマイアミへチェコの帽子をかぶって行ったのも、
いや、日本代表やろ、とつっこみつつ、心温まる話だったので良いとする。
楽しかったわ。チェコとの交流がこれっきりで終わらないといいね。
オーストラリア戦も面白かった。勝ったから。
イタリア戦も面白かった。勝ったから。イタリア強かったね。
そして負けたら終わりのメキシコ戦。なんとドラマチックな試合だったんだろう!
村上のサヨナラだよ!イケイケの日本打線で、唯一置いて行かれた感のある村上が!
史上最年少の三冠王。チームの大黒柱の存在の人。
清宮と自分の注目度を比べて挫折を味わった経験があるとはいえ、
若いし、自恃が強いだろう。目の前の大谷は壁になり、悩んでしまったんだろう。
そこで潰れないところが大物だねえ。よもやよもやだ。
3点を入れられた時も、追いついてすぐ1点取られた時も、雰囲気重くて大変だった。
こっちのホームラン性の当たり、ヒット性の当たりもことごとくレフトに取られてた。
どう考えたって敗ける悪い流れ。これがレギュラーシーズンならそのまま敗けるところ。
大谷の二塁打。――二塁打それ自体ももちろん価値のあるものだったが、
その後の塁上での鼓舞が素晴らしかったと思うね。
あれは本人、わかってやってるんだろうと思う。あれが村上のサヨナラを
生んだといっても過言ではない。
そして代走に出た周東の、ホームまでの帰塁が早すぎて笑ったよ。
あれ、中継の繋がり的に大谷のホームインだと思った。
おや?1塁ランナーはどこにいる?と思ったらすでにホームインしていた。
しかも足のスペシャリストがその足を活かしたというね。痺れるね。
一人一人が個性を生かして最上の仕事をする。
ほんっとに、まるでマンガだったねえ。
そして勝っても負けても最後の決勝戦。
村上のホームランですぐ追いついたのは良かった。
岡本のホームランも良かった。ヌートバーの内野安打で1点を取ったのを忘れていた。
ダルは危うかったけど、1点で抑えられて良かった。
この3-2の中、登板するのが大谷だからね!
エンゼルスから投げるな指令が出ていたという情報はなんだったんだ?
大谷VSトラウトが9回2アウトでというのは、メジャーを見ないわたしからしても
そのあまりのドラマティックさにほぼ呆れた。
そして3-2からの三振……
いや本当にマンガ。2013年の楽天優勝時と並ぶくらいマンガ。
優勝おめでとう、侍JAPAN。すごく楽しませてもらったよ。
もうこれ以上楽しい大会はあり得ないんじゃないか。史上最高。
ダルがすっかり大人になって、みんなをまとめる兄貴役をやっていたのが感慨深かったし、
もちろん大谷の頭のてっぺんから足の先までのスーパースターぶりも楽しんだし、
吉田のすごさも良かったし、山田が打ったのも良かった。
ヌートバーもすごく好きになった。山川の縁の下の力持ちぶりも良かった。
……楽天から唯一参加した松井裕樹がほぼ空気だったのはあれだが、
それはシーズンでがんばってくれる伏線だと信じている。
国と国との心温まる交流もたっぷり見られたし、幸せだよ。
いいねえ。これこそスポーツの醍醐味だねえ。
気をつけて帰ってきておくれ。
そして、間もなくシーズンが始まるんですよー。
……その前にわたしはフィギュアスケート世界選手権の録画視聴の
修行が始まります。本当は水曜日から始まっているんだけど、
水曜日は89ersの試合を(ネットで)見なければならなかったので、木曜日から始まる。
ネットニュースで先に結果を目にすることのないよう祈りつつ。
3月と10月は野球とフィギュアとバスケが入り乱れて苦労しますわ。
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