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本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

フィギュアスケート全日本選手権2012 エキシビション。

2012年12月28日 | フィギュアスケート。
エキシビションは特筆すべきものだけをさくっと。

リード姉弟も、ほんと良くなったよなー。2年前とかは世界に出るにはまだまだまだ、といった感じだった。
ぎくしゃくしてて……。日本はペアスケートは育たない風土だからな、と納得していた。
純国産とも言えないのでその点は微妙だが、ようやく日本が世界に送り出せるアイスダンス。
柔らかくなったし、やってることもずいぶん難しいことをやるようになったんだろう。
あまりアイスダンス見てないからよくわからないけど、リフトなんかも達者になったよね。
成長に目を細める。

今回も……。高橋大輔は……。とめどもなく踊っていました……。
呆れかえるばかりに。何度も同じことをいうが、世界の構築がすばらしい。
ぼうっと見入ってしまうことしかできない。
スケーターというよりアスリートというより、芸術家の域だと思う。
そして、アンコールはやはりというか、またかというか、一昨年のマンボなわけだが、
あれって相当疲れるよね。多少短いとは言え。そこを観客の期待に応えて滑ってくれる
ヤツはやはりエンターテイナーとして相当だと思う。どうもありがとう、とお礼までいいたくなるよ。
お疲れさま。

宇野昌磨は、本選部分は映らなかったけど、エキシビは放映された。
ビカビカなピンク?のジャケットを着て、ノリノリで滑っていた。いつものように倍速感。
彼はどうなっていくんだろう。ノービス時代からの豊富な経験で“見せる”ことについては
もう完璧な気がするが。本選で見てないので競技者として今後伸びるのかどうか占えない。
体格に恵まれないことがどの程度まで影響するのか。
見ててわりとバランスはいい気がするんだけどね。

村上佳菜子も、しみじみ、上手くなったよなーと思いながら見ていた。
あの美しい腕の動きは2年前はなかったもの。がんばったなー。
エキシビではニコニコしていて、やっぱり笑顔にヤラレます。


そしてみたび本郷理華に興奮。
どこがって言えないけど、見ててわくわくするよー。わくわくさせてくれるスケーターなんて
何年振りだろう。……いや、わりと最近羽生結弦が出てきたからそんな前でもないな。
でも2年前のユヅルと同じくらいわくわくする気がする。
まだまだまだ粗削りなのだろうが、次は何をやってくれるかという期待が持てる。


ユヅルのコラボ。
これは意味がある演出だと思ったね。コラボが、単に企画というだけではなくて
(コラボをしたという事実だけではなくて)ちゃんと1+1が2以上になっている。
生演奏が、滑っている本人の感情を盛り上げたと思う。
そしてそれを見ているわたしたちにより伝わりやすくなった。
良かったと思う。




さー、10月からこっち、GPシリーズ、全日本とほぼ毎週末テレビ放映を見続けたわけですが……
例年のことながら大変でした。だって毎週7、8時間だよ!!
誰に頼まれたわけでもないのにご苦労様な話だ。
四大陸まではしばらく時間が空くので、追われるように録画を見なければならないこともなく。
ひと休みひと休み。
選手のみなさんは練習、大変だろうががんばって下さい。



※※※※※※※※※※※※



そして、最後にちょこっとだけ触れておきたい。







高橋トランが解散したことを、わたしは悲痛な思いを持って惜しむ。
本田武史が引退した時の次くらいに残念だ。

良くなってきたのになー。今年、勢いにのって行けると思ったのになー。
怪我でシーズン欠場らしいと聞き。それだけでも残念だったのに、解散なんて。
好きだったけどなー。彼らが。彼らの雰囲気が好きだった。

ニュースでは否定されているようだけど、やはり国籍問題は大きかったのではないだろうか。
でもほいほい国籍をあっちこっち変更出来るようでは、やはりどうかと思うしね。

それぞれがまたいいパートナーを見つけられるといいけど。
トランも苦労するだろうけど、高橋成美がより一層……日本のペアは壊滅的な状況だもんねえ。
また見たいよ。高橋成美のあの面白いエキシビション。




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