プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< E.T. >

2020年08月26日 | テレビで見た映画。
なんと!初ET!

わたしは平均よりも映画を見る方だと思う。
が、そのわりにレンタルしたり地上波で見たり、動画サイトで見たりは少なめ。
やっぱり映画館で見るのがいいですね。そうでないと集中力が続かない。

今回は地上波の再放送で見ました。
ETなんて地上波で放送を何度やっているんだってほどやってるんですが、
「いつかは見よう……」と思いながら何十年も経った。

うん。そういう状態だったからね。見て、すごく面白い!かというと……

ただ、いい作品だとは思いました。製作されて40年近く経っていることを考えれば、
驚くほど古びていない。服装なんかは相当に古いんだろうけど、
なにしろアメリカという外国の話だし、なんだったら一回回ってリバイバルが
あったようなアイテムもあって、そこまでの古さは感じない。


映画の初期、スピルバーグは楽しかっただろうなあ。

ちょっとずつ技術が発達してきて、映画が変わってきたころの黎明期。
進む一歩ごとが手探りの、でも世界を切り開いて行ってる高揚感。
そういうものがあっただろう。

この映画でも見せ方、絵柄は相当に吟味されてますよね。感心しながら見ていた。
……が、全体的なテンポはわたしには遅くて、結局ながら見に移行してしまった。
冒頭のサスペンスを盛り上げる作り方も、感心しつつもちょっと飽きた。

あとは……アメリカの子どもは適当に育てられてるなあ、とか、
みんな家がでっかくてプール付きかー、とか、
ものが多すぎる、とか。風俗的なこと。

NASAが悪役になる映画というのもあるんだなあとか。
NASA側、ああいう風に非人間的に描いたから中盤までのサスペンス性が
増したのだろうけど、NASA側の個人ももう少し描いた方が良かった気がした。
そうなると普通の話になりますか。

ETがヨーダについて行きそうになるのは笑った。

あの有名なシーンがこういう話の流れであったのか、というところもわかった。

残念なのは字幕だったこと。普段は字幕で全然不満はないのだが、
今回は元天才子役の浪川大輔を聞いてみたかったと……
まあいつか吹替版があった時にはもう一度見てみましょう。


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