プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< サバイバル・ウェディング 全10回 >

2018年12月06日 | ドラマ。

見終わった。

最初の2、3回目までは、普段めったに見ない恋愛ドラマということで若干かゆかったが、
その後8回までは楽しく見た。
だがなあ。最後の2回が。

大きく乗り越えられない点が、やっぱあれだよ、柏木王子がプロポーズしてから
会社を辞めて独立するだの、インドへ永住するだの言いだすところだよ。
まずそれはさー、プロポーズする前に言っとかないとフェアじゃない。
まるで後出しじゃんけん、だまし討ちである。
全然爽やか王子じゃない。

あと、言うたら序盤の、和也との婚約破棄ももやもやしたなあ。
ああいう状況の破談なら、慰謝料の話に絶対なりますよね?
だって式場も予約してキャンセルして、って……金絡みじゃないですかどうしたって。
その金はどうするのかとか全く触れられておらず、元カレとの間で揺れるココロ、とか
あり得ないもんね。完璧絶交ですよ、普通は。

この2点以外は概ね面白く見られました。


ドラマのコミカルな作りはわたしの好み。
伊勢谷友介のキャラとか、蘊蓄は良かったです。
rizという雑誌がそんなに一流ならば、編集部はもっとぎすぎすしていて
人も多くてスピード感がある筈だ!という部分には目をつぶろう。
編集部の人々も良かった。

だが、わたしは最初和也の浮気相手=多香子だと勘違いをしていて、
(だって雰囲気似てるじゃないですか!薄暗いベッドルームで一瞬しか映らないし!)
うわ、こんなドロドロの方向になるなら見られないよ、と思ったら勘違いで重畳。
そしたら多香子は多香子で……この多香子パートも話が甘すぎる!と思うところだが目をつぶろう。

まあ吉沢亮の爽やかイケメンぶりを眺めて満足し、
波留のキャラは良かったし、財前直見と羽田美智子のお母さんぶりと、
最後の最後に来て真価を発揮した生瀬勝久というキャスティングを堪能し、
面白かったドラマといっていいんじゃないですか。
最後はあれしか落としどころはないだろうなーと思いつつ
理性的には納得出来ないんだけども。


面白かったです。中のぎりぎり上。











 







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