超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波(キャビテーション)制御技術

2011-01-23 21:21:47 | 超音波システム技術
超音波(キャビテーション)制御技術


技術として
 超音波(キャビテーション)と液循環のバランスを、
 適正に設定することで、
 目的に合わせた均一で効率のよい照射が実現できます。
 ( 72kHz 170W )
<<超音波システム研究所>>


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Ultrasonic measurement techniques 003

2011-01-23 18:47:58 | 超音波システム技術
Ultrasonic measurement techniques 003



(振動子1.6MHzとJapaninoを利用した振動計測制御)
 新しい超音波計測システムの測定状態です。
 測定データを弾性波動を考慮した解析で、
 各種振動状態の特徴を検出します。
 < 超音波システム研究所 >

参考資料を紹介します


1:解析
 1)叩いて超音波で見る―非線形効果を利用した計測佐藤 拓宋 (著)
      出版社: コロナ社 (1995/06) 

 2)電気系の確率と統計 佐藤 拓宋 (著)  
      出版社: 森北出版 (1971/01)  尤度の基本的な説明がある

 3)不規則信号論と動特性推定 宮川 洋 (著), 佐藤拓宋 (著), 茅 陽一 (著) 
      出版社: コロナ社 (1969) 非線形解析手法が具体的に書かれている

 4)赤池情報量規準AIC―モデリング・予測・知識発見  
      赤池 弘次 (著), 室田 一雄 (編さん), 土谷 隆 (編さん) 
      出版社: 共立出版 (2007/07) 最新の統計解析手法の説明がある

 5)ダイナミックシステムの統計的解析と制御
     赤池 弘次 (著), 中川 東一郎 (著) 
     出版社: サイエンス社(1972)
     AIC(情報量基準)の事例説明がある

2:シミュレーション
 「波動解析と境界要素法」
    福井 卓雄 小林 昭一 京都大学学術出版会 (2000/03)

3:弾性波動
 「弾性波動論の基本 」 田治米 鏡二 (著) 槇書店 (1994/10)
 「弾性波動論 」佐藤 泰夫 (著) 岩波書店 (1978/03)

4:流体力学
 「内部流れ学と流体機械」 妹尾 泰利 (著) 養賢堂 (1973)
 「流体力学 」日野 幹雄 (著) 朝倉書店 (1974/03)
 「流体力学 」日野 幹雄 (著) 朝倉書店 (1992/12)
 「噴流工学 」社河内敏彦(著) 森北出版(2004/03)

5:超音波
 「非線形音響学の基礎」 鎌倉 友男 (著) 愛智出版 (1996/09)

6:その他
 Web Decomp-季節調整・時

http://ssnt.ism.ac.jp/inets/inets.html


<東洋とは何か>
(執筆者)鈴木大拙・正力松太郎・金子大栄・
橋本凝胤・柴山全慶・山田無文・
稲葉秀賢・岡潔・葉上照澄・
司馬遼太郎 他
大阪仏教文化協会 昭40年


 われわれ東洋人の環境というものによって

 育てられておる東洋人のなりたち、

 考え方というものを

 考えていかなければならん。(橋本凝胤 政治と宗教 より)

コメント
 技術にも上記のような根底となる思考がなければならない!!






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川の流れの観察・実験 No.70

2011-01-23 18:42:07 | 超音波システム技術
川の流れの観察・実験 No.70


川の流れを観察しています
To observe the flow of the river

鯉の動きや安定感が、流れの状態を推測させます!



<< 長尾真 >>
「抽象化することが学問であり、
 抽象化するとその適用範囲が広がり、
 学問的にも理解しやすく、



 理論としての体裁をなしているように一見感じられ、
 皆そちらのほうに流れ、
 そちらの肩を持ちたくなるが、



 実は現実を詳しく記述する能力は落ちているのである。

 本質論的説明、あるいは悪い言葉でいえば第1次近似のレベルで対象を記述し、

 説明するにはそれでよいかもしれないが、
 工学的に具体的な個々の対象を取り扱おうとすると、



 これではまったく役に立たず、
 第3次近似的な世界を築かねばならないのである。



 理学的立場は気楽であるが、
 それでは現実に対して責任をとる工学的立場とはなれないのである。



 そういった意味で、理学より工学は難しいのである。」



**********************

この言葉から

 新しい機械・新しい技術の背景には「人間」に対する
 個人の明確な認識(工学的思想)が必要である

 私は、この工学的な人間志向が、
 物事の観察や把握に
 アイデアと情熱をもたらしているように思います
 だから・・・
 」

**************************




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川の流れの観察・実験 No.69

2011-01-23 18:39:05 | 超音波システム技術
川の流れの観察・実験 No.69


川の流れを観察しています
To observe the flow of the river

雨が降らず、水量が減ったため、1ヶ月前とは大きく異なる流れの状況です!

<<キャビテーションの発生とエロージョンについて>>

自動車エンジンの燃焼技術を参考にすると、

振動子の表面の液の流れが淀むところで
エロージョンが発生することが考えられます

従って、
適度な流れを振動子の表面に起こすことで
対策は可能です

この流れのコントロール要因に
水自身の動く能力が関係しているように考えています

1/fのような形態で全体を適度に揺らす必要があるように感じています

液の流れの作り方として
整流板やポンプ等からの吐き出し方向の影響も大変大きいことも考察できます
(これまでの不安定な現象の解明に新しいパラメータとして有効だと考えます)




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超音波(間接容器を利用した応用実験)no.83

2011-01-23 18:33:08 | 超音波システム技術
超音波(間接容器を利用した応用実験)no.83


水槽を含めた、各種容器の音響特性・液循環の効果を利用して、
 表面改質、洗浄、化学反応促進、乳化、分散・・・  
 の適応技術として提案させていただいています。
<<超音波システム研究所>>



鶴見和子

鶴見和子  “日本を開く”柳田・南方・大江の思想的意義  岩波書店

「近代化論は、すべての社会は同じ道をたどり、
早かれ遅かれ英米のように政治的に安定し、経済的に繁栄するという考え。

内発的発展論は各社会の自然生態系、文化の伝統、価値観に根ざし、
人間一人ひとりが可能性を十全に発揮できるよう多様性を認める。

すると必ず矛盾点が現れ衝突するから曼陀羅の論理が必要になる。

一元論では片付かない」

(萃点は)
「プロセスなの。

そこで言葉をもって格闘し合って、

前とは異なる形になり、

また流れ出す。

萃点自体も移動する。

私は萃点で何が起きるか具体的に詰めたい」
(鶴見 和子 上智大学名誉教授)


<< コメント >>
この人の、「強さ・ユニークさ・新しさ」に魅かれました
洗浄や超音波利用における「 萃点 」を見出したいと考えています
超音波利用は
 プロセスです。
 そこで超音波の技術を発展・応用して、
 前とは異なるシステムになり、
 また検討をつづける。

 超音波利用の原理自体も変わる。
 私は超音波利用で何が起きているのか具体的に詰めていきたい






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超音波と<オーバーフロー>

2011-01-23 14:26:56 | 超音波システム技術
超音波と<オーバーフロー>


複数の振動子を利用した超音波照射
  超音波と<オーバーフローによる>
  液循環制御技術を利用して、
  超音波の伝搬状態をコントロールしています。
 < 超音波システム研究所 >



書籍「超音波工学と応用技術」について

本書は専門外の広範な技術者を対象とする
超音波工学についての適切な参考図書が無いために、
今日まで超音波のもつユニークな可能性が十分活用されていないことを考慮して、
本分野の著名専門家たちが著述した、
全国の技術系大学学生や大学院学生とまた
研究開発担当者や現場技術者のための最初の貴重なバイブル的参考書である。
ベ.ア.アグラナート エヌ.エス.ハフスキー 他 著・邦訳
●15,000円・A4判・296頁 新日本鋳鍛造出版会

主要内容

*自由振動と波
*有形物体の自由振動 
*減衰振動と強制振動
* 衝撃波の形成 
*放射圧
*音響流
*キャビテーション 
*超音波振動源
*有用鉱物の選鉱プロセスでの超音波作用の利用
*富化に先立つスラリーの超音波処理
  鉱物粒子の表面膜と反応皮膜の音響分散
  周波数領域の異なる音場の同時作用による超音波微粉砕プロセスの制御
*超音波場内の湿式冶金プロセスの強化 
*液体金属の超音波処理の基礎
*強力超音波場内での溶融物からの気体及び固体非金属介在物の除去機構
*金属及び合金の超音波アトマイジング
*晶出過程にある金属の超音波処理の基礎 
*超音波場内の非鉄金属及び合金の連続鋳造
*超音波キャビテーションを使っての複合材料の作製
*超音波分散と水撃加工 
*超音波清浄 
*高純度金属及び半導体の作製時の超音波の採用 
*半導体材料方面の超音波処理

この書籍が100%正しいとは思いません、
時代と技術の進歩によるものもありますが、間違いもあると思います

しかし、この書籍の中はほとんど実験方程式と実験状態を説明する図です、
少なくとも実験による確認が行われたと思われます

このことを検討していくと新しい実験と応用が生まれると感じています
特に、超音波関係者からは「だめだ」
と言われるような実験や方法論もあります(注)
私はこれからもこの書籍を参考に新しい実験を続けたいと思います
それはこの書籍には、
ソ連(当時)の研究者による
実験や理論に対する考え方が現れていると感じるからです

特に、未知の領域あるいは複雑な事象に対して
探求していく力強さは大変参考になります

注:この方法を応用することで

従来の25%以下の出力で2倍以上の音圧状態を実現させました





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Ultrasonic Sound Flow water effect NO.52

2011-01-23 12:52:38 | 超音波システム技術
Ultrasonic Sound Flow water effect NO.52


Ultrasonic Cavitation Control.
超音波の非線形性現象を利用しています。
<<超音波システム研究所>


赤池弘次


具体的に何が一番統計的かと言うと
言葉で表現するということなのです。
・・・・
つまり、ものを書くにも話すにも、
統計的な努力をしていることになります。
・・・・
既知の式を組み合わせれば科学的な成果が
得られると考えるのは
甚だしい誤解です。
・・・

研究者というのは
知識で頭の中がいっぱいですから
変わったものは見えない。
それを打ち破るにはすごい努力(注)が必要です。

  」

注:ひたすらやりぬく
  しつこく繰り返す


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<樹脂容器>を利用した超音波no.4

2011-01-23 12:41:55 | 超音波システム技術
<樹脂容器>を利用した超音波no.4


樹脂容器の材質・形状を利用して

 キャビテーションの減衰を抑えた利用状態です

比較的簡単にできますが
 詳細な設定・工夫が多数あります

お問い合わせはメールでお願いします
*****************************************
超音波システム研究所
  http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/
*****************************************




変わらざるもの・法は変らず

終戦後間もなく、
復員で薬師寺に戻ってきた高田好胤氏は、
世間の窮乏ぶりを憂い、
僧侶が消費階級に止まることを苦しみ、
薬師寺を出ることを決心し、
師匠の橋本凝胤氏に打ち明ける。

好胤は働かなければ食えずに死んでしまうと言い、
凝胤は坊主は余計なことを考えるなと諭す。

それでも食うことを考えなければ死んでしまう
と引き下がらない好胤に、

凝胤は死ねばいいではないかと応酬する。

さらに、
坊主は食うことを考えてはいけないといい、
最後にこう言った。

「そんなら、やはり死んだらいいやないか。
 お前がまともなことをやっていて、
 世間のやつが食わさなんだら、
 食わさんやつに罰(ばち)があたるんや。
 死んでもお前に罰あたらん。安心して死ね。」

「仕事を真面目にやって、
 それで喰えんかったら喰わんけりゃ良い。

 それで死ぬんは天職やないからや」
 とは薬師寺の先々代の住持であられた橋本凝胤師の言葉です
 先代の住持の高田高胤師がよくお話になっておられました


 「鎌倉仏教も、
  明治以降の近代仏教学も、
  根本的に間違っているのです。

  ほんらい日本の仏教は中国からの“翻訳仏教”です。
  その漢訳仏教はもう死んでしまっている」

 「親鸞聖人の仏教は、いってみればよわい人間のための教えで、
  人間を軽く見てる。
  人間の本当のよさを開発しないで、
  ただ、そのままでよいという、
  人間をバカにした考えにたっている。

  泥まみれで大衆のなかに入ったとて、
  それがどうして仏教といえますか。

  釈尊は人間をきれいな世界へみちびこうと考えた。
  そのとき、まず自らを清潔にして、
  大衆をその清らかさのうちへ入れてゆこうとされた。

  日本仏教はしょうじゃない。
  自分もドブ泥にしておいて、
  泥水のなかにつかり、
  大衆をもその泥水のなかに入れこもう、
  つれこもうという考えだ。

  これは根底から間違ってます。」橋本凝胤

 上記が私の指針となっていることです




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<間接容器><専用水槽><液循環>と超音波no.37

2011-01-23 07:55:38 | 超音波システム技術
<間接容器><専用水槽><液循環>と超音波no.37


この各種技術を適切に組み合わせることで、
  表面改質、洗浄、化学反応促進、乳化分散・・・
  の適応技術として提案させていただいています。
<<超音波システム研究所>>



小平邦彦の数学

超音波技術を発展させる
(複雑で難しいものを論理的に考え抜く)ために

1) 数学の重要性を理解する

2) 数学への取り組みを実施する

3) 数学を応用した新しい超音波の利用を進める

 と言うことが必要ではないかと考えています

そこで、「数学者(小平邦彦)」の数学に対する
資料・記事を参考のために提示します


小平邦彦『幾何のおもしろさ』
  岩波書店(数学入門シリーズ)、1985年

また、十八世紀およびそれ以前においては、
ユークリッド幾何がただ一つの公理的に構成された理論体系であった。

だから私は子供に公理的構成の考えを教える材料は
ユークリッド幾何に限ると思うのである。

近年ユークリッド平面幾何は
数学の初等教育からほとんど追放されてしまったが、
それによって失われたものは
普通に考えられているよりもはるかに大きいのではないかと思う。

昔われわれは平面幾何で論理を学んだんですが、
幾何でないと論理を教えてもだめなんじゃないかしら。

代数なんか材料にして論理を教えようと思っても
材料があんまり単純でしょう。

小平氏は言う。
「わからない証明を繰り返しノートに写してしまうと、
 自然にわかってわかってくるようである。

 現在の数学の初等・中等教育ではまずわからせることが大切で、
 わからない証明を丸暗記させるなどもっての外、
 ということになっているが、

 果たしてそうか疑問である」

コメント

 わからない現象を繰り返し実験確認すると、

 自然に問題点が見えてくると感じています




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川の流れの観察・実験 No.67

2011-01-23 07:26:43 | 超音波システム技術
川の流れの観察・実験 No.67


川の流れを観察しています
To observe the flow of the river



以下の資料作成・・・・に対して
 このような観察による
 現象への視点を有効に利用しています



超音波システムの液循環に関する資料

<ダイナミックシステムとして>

超音波(水槽液循環)システムの解析と制御

多くの超音波(水槽)利用の目的は、
水槽内の液体の音圧変化の予測あるいは制御にあります。

しかし、多くの実施例で理論と実際との間の距離の著しさも指摘されています。

この様な事例に対して

1)障害を除去するものは統計的データの解析方法の利用である

2)対象に関するデータの解析の結果に基づいて対象の特性を確認する

3)特性の確認により制御の実現に進む

といった道程により良い結果の実施例があります

超音波(水槽)システムにおいても同様な方法を進めてきました

具体的な説明を通して、
上記の統計モデルを利用した効果てきな事例を提示します



この資料は以下の内容です

1)「超音波」を有効に利用するための液循環に関する資料

2)「洗浄システム」を検討するための液循環に関する資料

3)「装置」を設計するための液循環に関する資料

大変貴重で重要な内容と写真を含んでいます



超音波(水槽液循環)システムの解析と制御に関する
ノウハウと特許技術についての資料です

<特許に関して>

 利用した資料(新しいアイデア以外)はすべて

 特許電子図書館で公開されているものです




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