超音波実験 Ultrasonic experiment no.1154
超音波実験 Ultrasonic experiment no.1154
超音波システム研究所(ultrasonic-labo)
矛盾を乗り越えるためには、
自分の矛盾に可能性を与えることだと思います
そのために
静寂の生活(本当の価値を発揮する生活)
をすることが、今、必要なことだと考えました
それが超音波システム研究所でありたいと努力しています
音響流
一般概念
有限振幅の波が気体または液体内を伝播するときは、音響流が発生する。
音響流は、波のパルスの粘性損失の結果、自由不均一場内で生じるか、
または音場内の障害物(洗浄物・治具・液循環)の近傍か
あるいは振動物体の近傍で慣性損失によって生じる物質の一方性定常流である。
音響流は、大多数の超音波加工工程、なによりもまず浄化、乾燥、乳化、燃焼、
抽出過程での重要な強化因子であり、
媒体内の熱交換と物質交換を著しく促進する。
加工工程での音響流の作用効果は、それらの速度と寸法因子によって決まる。
コメント
ナノテクノロジーに代表されるように音響流に関する技術は
製造方法を大きく変える場合があります
洗浄を検討する場合、製造方法を理解し対応することで
効率の高い洗浄が可能になると考えます
そこで、音響流に対する正しい認識を持つことは大切だと思い、
一般概念を提示しました
音響流とキャビテーションや加速度による洗浄効果との関係は
非線形音響学を応用すると説明の糸口が見つかるように思います
( 洗浄実態の説明は大変難しく、
現実的にはほとんどが古い簡易モデルで行われています )
注1: 非線形音響学「線形理論に立脚した従来の音響理論と,
流体力学で取り扱うような強い衝撃波理論を補完する橋渡し的存在である」
注2:音響流の影響として
1)加速度の変化は、液全体の広がり方や流れに関係する
2)高周波の音響流はOHラジカルの反応と思われる現象がある
(化学反応の促進に関係する)
3)従来のパラメータ(音圧)は大きくバラツク あるいは
音圧値のバラツキが洗浄効果に比例する傾向がある
このような事項に加え、洗浄物の大きさ・形状・材質により洗浄効果が
変化しますので、音響流の効果を単純に評価することは出来ません
しかし、音響流には適切な利用により
液全体の利用と化学反応の促進を大きく改善できる事例があります
今後、もっともっと注目されてよい現象(あるいはテーマ)だと思います
Ultrasonic System Laboratory
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/
超音波装置の最適化技術をコンサルティング提供
http://ultrasonic-labo.com/?p=1401
超音波水槽の新しい液循環システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1271
現状の超音波装置を改善する方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=1323
超音波システム研究所<理念>
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超音波システム研究所 発明(INVENTION) no.239
Ultra Sonic wave System Institute
Ultrasonic Cavitation Control.
Ultrasonic Sound Flow water effect.
Ultrasonic measurement and analysis techniques.
脱気マイクロバブル発生装置
音響流制御
キャビテーション制御
超音波伝搬状態の計測・解析
Supersonic wave washing technology
超音波洗浄技術
Supersonic wave stir technology
超音波攪拌技術
Supersonic wave reforming technology
超音波改質技術
サイバネティクスはいかにしてうまれたか
ノーバート・ウィナー著 みすず書房 1956年 より
・・・・・・
理想的には、単振動とは遠い過去から遠い未来まで時間的に
不変に続いている運動である。
ある意味でそれは永遠の姿の下に存在する。
音を発したり、止めたりすることは、
必然的にその振動数成分を変えることになる。
この変化は、小さいかもしれないが、
全く実在のものである。
有限時間の間だけ継続する音符はある帯域にわたる多くの
単振動に分解することができる。
それらの単振動のどれか一つだけが存在するとみる事はできない。
時間的に精密であることは
音の高さがいくらかあいまいであることを意味し、
また音の高さを精密にすれば必然的に時間的な区切りがつかなくなる。
・・・・・・・
・・・・・・・
こうして、サイバネティクスの立場から見れば、
世界は一種の有機体であり、そのある面を変化させるためには
あらゆる面の同一性をすっかり破ってしまわなければならない
というほどぴっちり結合されたものでもなければ、
任意の一つのことが他のどんなこととも同じくらいやすやすと
起こるというほどゆるく結ばれたものでもない。
・・・・・・・
上記を参考・ヒントにして
定在波の制御技術を応用した、
超音波伝播現象における「ゆらぎ」を測定・利用する技術を開発しました。
<超音波システム研究所>
通信の数学的理論 http://ultrasonic-labo.com/?p=1350
音色と超音波 http://ultrasonic-labo.com/?p=1082
モノイドの圏 http://ultrasonic-labo.com/?p=1311
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
物の動きを読む http://ultrasonic-labo.com/?p=1074
発明(INENTION)
-(ノーバート・ウィナー) みすず書房 1994
・・・発明は、職人の段階へ達するまでは完了しない。
・・革新の過程における真に重要な一歩は、
少なくとも多くの場合には、
知的風土の変化そのものに他ならず、
それはしばしば産業的利用に数十年も先立つ。
<<< 個性的な科学者は、その本性上、
自分の真価に対する報酬は金銭にではなく
自由にあると考えねばならない >>>
<< 事例 >>
新しい脱気装置の利用により、
安定した超音波を強く使用できることで大きな効果を出しましたが
技術的な納得が得られませんでした(なぜかなんとなく不自然さを感じていました)
もう一度「自由」に検討を続けた結果、
<ジャグリング制御>の発見により
原理的には「脱気装置は不要であること」
実用的には「利用価値があること」
の根拠がわかりました
ビジネスや企業の論理では、
新製品をすぐに否定する検討が行える「風土」は難しいとおもいますが
重要なことだと思います
超音波洗浄実験 Ultrasonic experiment no.1366
新しい超音波洗浄
1)超音波洗浄において「超音波」を有効に(制御)利用する技術
2)「洗浄システム」を検討・提案するためのシステム技術
3)音響特性を考慮した装置設計技術
4)実験データを解析するための時系列データ処理についての技術
5)弾性波動を利用した新しい洗浄(冶工具による)方法の技術
複雑に変化する超音波の利用状態を、
音圧や周波数だけで評価しないで
「音色」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデルにより解析して
評価・応用しています
例 治具の設計、洗浄部品の配置、・・・
<<超音波システム研究所>>
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超音波装置の最適化技術をコンサルティング提供
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超音波水槽の新しい液循環システム
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現状の超音波装置を改善する方法
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超音波実験 Ultrasonic experiment no.1323