「スペクトル音楽」
ジェラール・グリゼ
Gerard Grisey – Vortex Temporum (w/ score)
(for six instruments) (1995)
https://youtu.be/rXaNFBzgDWI
Gerard Grisey, Espaces acoustiques 1/2
– Ensemble intercontemporain – CNSMDP
https://youtu.be/jQgLU0gjPtI
フランスの作曲家ジェラール・グリゼー(1946~1998)。
グリゼーは音楽を音波として捉え、
倍音のスペクトルに注目して
非常に論理的な手法(注)で作曲を行い、
「スペクトル音楽」の旗手と呼ばれました
注:アディティブ・シンセシス
(Additive synthesisあるいは 加算合成) とは、
複数の正弦波を足し合わせて音色を合成する
サウンド・シンセシス技術(音響合成技術)。
「スペクトル音楽」として、
楽派の創始者と言えるジェラール・グリゼーと
トリスタン・ミュライユの作品が挙げられる。
グリゼーの代表作「音響空間」や
ミュライユの初期作品「記憶/侵蝕」では、
一つの基音に対する倍音を加算合成していく。
またミュライユの代表作「ゴンドワナ」では、
FM合成の理論や、
鐘の音など既存の音響をスペクトル分析して応用する。
トリスタン・ミュライユ
Tristan Murail – Desintegrations (w/ score)
(for 17 instruments and electronic sounds) (1982)
https://youtu.be/yLYx31ltmlo
Tristan Murail – Vampyr! for Electric Guitar (1984) [Score-Video]
https://youtu.be/DWKJrLE0bMI
Tristan Murail – Tellur for Guitar (1977) [Score-Video]
https://youtu.be/DrehXnrDY1M