宇和島東高校28期の部屋

宇和島のことや身近なことを書いていきます。
同級生の集う場になればいいな・・。

雲の上の神楽大会

2023年09月23日 | イベント

 

以前行った梼原町の「雲の上の図書館」に置いてあったチラシが

非常に気になったので、行ってきました。

家を出て約1時間後。梼原町に到着。

梼原高校グラウンドが臨時駐車場となってます。

車を止めて少し歩いて・・・

チラシにあったプログラムでは、一つの神楽の演目(?)時間は45分。

結構長いんだ~。全て観るのは無理かな・・・と。

靴を脱いで、いただいた袋に入れて入場。

1階は満席のようでした。2階へ。

愛媛県八幡浜市・川名津神楽保存会による「川名津神楽」の

「大蛇退治」(おろちたいじ)の終わりごろでした

おおお!!なんか、素晴らしいぞ。

端っこで見てたけど、次の演目までに移動。

ちょうど正面があいており、座ろうとしたけど「関係者席」という紙が見えたので

その向こうへ行こうとしたんだけど「いいですよ、どうぞ」と言ってもらった。

 

高知県津野町・津野山古式神楽保存会による神楽が始まりました。

舞は11の素面の舞と、6つの面をつけての舞があり、舞い納めるには

約8時間を要するそう。

8時間はとても無理ですから・・

演目 「花米」(はなよね)と、「大蛮」(だいばん)

今日の願い事を花米を捧げ、舞人は三宝に白米を捧持して

五方の神々に感謝の祈りを捧げます。

天地五方の神をはじめ、諸々の神に安全を祈願するおごそかな舞。

 

初参りの子どもを抱えて舞います。

この男の子は、泣きもせずおりこうさんで、無病息災祈願をされてました。

きっと、昔は初参りの子どもは数多かったのでしょうけど。。。

なので、会場に向かって神主さんがお子さん探し。

小さい子が二人ほどいたのですが・・・

「いや~~!!」と言われ・・

それでも、鬼の面をつけた「大蛮」が、さらって行ってしまいます。

大泣き

観客は大喜び。

女の子の親族も、写真撮ったりで・・・

この小さな女の子、この先トラウマになったりしないのか?

いくら泣き叫んでも、親も助けてくれない、それどころか

喜んで写真撮ってるよ・・・なんて思ったのだけど。

終わって、席に戻って周りの大人から声を掛けられ、

握手を求められ、「偉かったね」「おりこうやね」などと言われ

(聞こえないけど・・きっとそんな感じ)

結構、満足げな笑顔だったので、大丈夫か。

苦あれば楽あり・・的なことを学んだのかもねぇ。(違うか!)

 

次は 高知県梼原町・梼原町津野山神楽保存会による

津野山神楽

こちらも18節からなり、正式に舞い納めるには約8時間を要するとか。

演目 「山探し」(やまさがし)

金山彦のお使いの神が、紛失した宝剣を捜し歩くところから始まり、

のち宝剣を見つけ出し、歓喜するところで舞い終わります。

「神楽」って、面白いなぁ。

この演目では、まるで見栄をきるような・・ポージングのような・・

歌舞伎っぽかった。

(しかし・・・・なぜか、私・・・

ここに浅見光彦さんがいて、なにか事件が起こりそうな…

な~んてこと、思ってしまったのでありました。)

 

演目「鯛釣り」(たいつり)

昔から言代主の神は鯛つりの名人と称され、俗に「えべつさま」とも

「えべっさま」ともいわれる七福神のひとりです。

とてもユーモラスな舞

そして、釣り竿が観客席に投げられ

皆さん、ご祝儀を・・いや、この場合お賽銭とでも言うのか??

次から次にそれを付けに来るのです。

やっと、釣り上げることに

見事に釣りあげました。

楽しい神楽でした。

 

最後の舞「四天」というのがあったのですが、

時間の都合で席を立ちました。

 

神楽の由来は、それぞれでしたが、始まりは天慶、天暦、寛政の頃だとか。

その歴史、文化、伝統、技を継承し続けていることが素晴らしい!

来年も行きたいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 



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