大空万華鏡

万華鏡の様に気まぐれ日記
蘭の話題は、「ジェナスの戯れ万華鏡」にて更新中

お嬢様の定義?

2007年12月16日 | 日記・エッセイ・コラム

(最低気温5.1℃ 最高気温11.5℃

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今朝も、とっても良いお天気、 

ただね風が、唸りを上げて吹いているので、寒くて仕方ありません。

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お空はピーカンです。

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お昼頃、ちょっぴり千切れ雲が飛んできました。

太陽に近づくと、染まるのですが、流れが速い上に、淡雪の様に消えてしまうです。

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夕方も、あまり雲が有りません、 

普段より、大きなオレンジの光冠が、見られました。

小さな雲達の影が、空に長~く、伸びていましたよ。

   ◆    ◆

以前、友達が、私に、

「アンタは、お金の心配をした事が無い、良い所のお嬢様だ‥」 と、言うのですな‥

たしかに、実家は、もと、名主庄屋で、大地主だったと聞いてはいるが‥

そんなのは、明治の初め頃までの話らしくって、

家は、どうにか残っているが、戦後の農地解放などで、土地は取られてしまい。

私の生まれるちょっと前には、借金の返済に、首が回らない様な生活だったと聞いてるし、

小さい頃の食生活は、鯖の煮付けか、翌日は、その残り汁で炊いたオカラくらいで‥

後は、自給自足の畑の野菜ね、

(ちなみに、鯖もアレルギー出るのよね‥私‥)

お肉なんて、父の友人が養鶏をしていて、たまに、その廃鶏をもらう位だった。

「‥‥良い所のお嬢様てのは、『肥桶』なんて、担がないし、

 叔父さんのお古のカッターシャツ何か着て、畑の草取りなんかしないわよ

 あんた、肥桶を担いだ事なんてないでしょ!」 と、答えたものです。

すると、「外で働く、苦労を知らない」 と言う。

実家は農家で、それ以外の収入は無く、祖父母と両親以外に人手が無いし、

祖母は、曾祖母のお守りと、家事留守番が主な仕事で、

夏休みや、冬休みの手伝いは当然だったし、

短大卒業後は、(祖母が亡くなって、祖父が曾祖母と留守番で)なおさらだった。

今の家も、家で、事業をしているから、当然外に働きに出る事は無い。

でもねそれは、家に仕事が有るからなので、お嬢様だからじゃ無い。

「それでも、お金の心配した事ないでしよう?」 と、言う。

お金の心配は、お金を持っている人のする事よ‥

私なんて、最初から、手持ちのお金が無いのだもの、どう心配しろって言うの?

高校生になってから、さすがに、お小遣いが欲しいと言う私に、

曽祖母が、「毎日、ワシのポータブル・トイレの掃除をしてくれたら、

月に3,000円の、お小遣いを上げる」 と言われて、掃除しては、もらってました。

今だって、月々、ダンちゃんからもらう、お小遣いの他は、

私の触れるお金など、1円も無いのだから、心配のしようがないでしょ?

幸か不幸か、これ幸いに、家の収入も支出も、知らないわよ。

そんな訳だから、たしかに、「お金の心配は、した事有りません」

欲しい物は、毎月積み立てて、買うしかないんだもの。

よって、私は、昔も今も、お嬢様じゃ有りませんのよ、今は、オバサンだしね~(笑)