「私はこれから越後川口ICに行くつもりです。そこまでは行かれますか?」
「あぁ、インターに何台かいましたよ。」
「ありがとうございます。高速は大丈夫かもしれませんのでインターに行ったほうがいいですよ。」
「分かりました。戻ってみます。」
車は私たちを後にした。
私は半身ずぶぬれで裸足なのに気づいた。
「よろしかったら、インターまで車に乗りませんか?」
「すみません、いいですか?」
ずぶぬれの私を後部座席に乗せ、車は動き出した。
3人を乗せた車はゆっくりと県道を越後川口ICへと向かった。
そこには満天の星空の下、滞留車両が数台取り残されていた。
「どこにもいけないんだ。いつになったら解除になるんだ?」
「管制室と連絡が取れないのでまったく判りません。」
「新潟へ行かないとなんだよ!」
川口町が孤立した?・・・
そこには不安定な空気が漂っていた。
料金所職員に一般道ではどこにも出ることが出来ない旨告げた。
「じゃ、私達どうにか道を探して向かってみます。気をつけてくださいね。」
「ありがとうございました。私はこのSAに勤務しているUと申します。
お名前は?」
「いやあ、名乗るほどではないです。」
「何処かでお会いしたら声を是非かけてくださいね。」
3人は別れた。
私は亀裂に落ちた拍子と裸足のため足先に擦り傷が出来ていた。
不思議といたみは無かった。
「すみませんが私に長靴を貸してくれませんか?」
「ちょっと、待ってね。」
快く事務所から持ってきてくれた。
「あぁ、インターに何台かいましたよ。」
「ありがとうございます。高速は大丈夫かもしれませんのでインターに行ったほうがいいですよ。」
「分かりました。戻ってみます。」
車は私たちを後にした。
私は半身ずぶぬれで裸足なのに気づいた。
「よろしかったら、インターまで車に乗りませんか?」
「すみません、いいですか?」
ずぶぬれの私を後部座席に乗せ、車は動き出した。
3人を乗せた車はゆっくりと県道を越後川口ICへと向かった。
そこには満天の星空の下、滞留車両が数台取り残されていた。
「どこにもいけないんだ。いつになったら解除になるんだ?」
「管制室と連絡が取れないのでまったく判りません。」
「新潟へ行かないとなんだよ!」
川口町が孤立した?・・・
そこには不安定な空気が漂っていた。
料金所職員に一般道ではどこにも出ることが出来ない旨告げた。
「じゃ、私達どうにか道を探して向かってみます。気をつけてくださいね。」
「ありがとうございました。私はこのSAに勤務しているUと申します。
お名前は?」
「いやあ、名乗るほどではないです。」
「何処かでお会いしたら声を是非かけてくださいね。」
3人は別れた。
私は亀裂に落ちた拍子と裸足のため足先に擦り傷が出来ていた。
不思議といたみは無かった。
「すみませんが私に長靴を貸してくれませんか?」
「ちょっと、待ってね。」
快く事務所から持ってきてくれた。