ヒバのちいくら日記


ただの拙い日記です。

手つなぎ散歩に思ふ、有限

2021-06-27 19:38:00 | 近所歩き
本日は、25℃/21℃。

午後には雨が止みました。

夕方、朝から寝間着姿のままの息子に声をかけて、その辺をぐるっと歩いてきました。

「ちょっとだけ散歩しよう」と言うと、
「5時半からBORUTO観るから、それまでね!」と念を押されて、20分そこそこの短時間となりました^^;

夕方になると、空気もすっかり涼しくなっていました。



水がさらさらと流れる音を聴くと、涼しさが増しますね。

これはきっと人間だけが持つ感覚なのでしょう。

せせらぎ音だけで、水の冷たさや、森の澄んだ空気なんかまで勝手にイメージする。

あとは風鈴の音に清涼感を覚えたり。




いつもは素通りしていましたが、
よく見ると、鳥小屋にはたくさんインコがいたのですねー。

知らなかった。とても可愛いですね。


たくさんの方々のブログにお邪魔させて頂いてますが、可愛いペットの姿を拝見すると、

「鳥飼いたい、犬飼いたい、猫飼いたい」と無いものねだりが始まります。

「アレルギーでしょ?」とか
「ここペット禁止でしょ?」と正論が返ってきて、段々尻すぼみになってくるんですが(笑)



ブラブラ歩いていると、高齢のご夫婦とすれ違いました。

ご主人と思しき方は、まだどうにかシャンとされています。
ご婦人の方は腰が曲がって、かなり足取りもおぼつかない様子で、杖をついてやっと歩いていらっしゃいました。

そして、その手はしっかり繋がれていました。


それを見て、キュン。




残念ながら、あのご夫婦のように、共に老いながら添い遂げる相手には出逢えなかったけれど。

これからもっと歳を取れば、余計に1人が気楽になると言うし。



ふと、隣にいる息子に片手を出しました。

もう小6ですが、まだ何の躊躇いもなく母親の手を取ってくれます。

ただ、これも有限のことです。

おそらく、来年の今頃にはもう出来なくなっているのでしょうね。
中学生ですもの。


期間限定の息子との『手つなぎ散歩』。

数十年後に、また介助でつないでくれるだろうか?


そんな未来があるなら、自分の老後はそう悪くないかもしれません。