花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

待ってくださいよ

2015年10月21日 09時43分47秒 | 日記
もう5年も以前のことです
私は体調を崩して全身の筋肉痛が続いてやがてひとりでは寝起きが困難になりました
半年間も痛み止めの薬を服用し身体もあまり動かさないとどうしようもなく筋肉も細く
なった感じで自分で腕に触っても頼りないのです

大学病院に受診することにしました
最初の日は息子が同行してくれましたが病院についても車の座席から降りることが
出来ません 息子は私の背を押しても無理なので運転席を降りて私の前方から手を
率いて起たせてくれました
二度目は主人が同伴してくれてJRで行きましたが可笑しいのです
列車がホームに入りお客が皆降りていきます 
すると主人も一人で出口へ行くのです
「待ってくださいよ」と私は心の中で叫びました
一人では容易に起てないのです だから主人は本日同伴していますのに

主人はふと何だか変だと気付いたのでしょう
「あんたも 居ったんか!」といった様子でバックして私を迎えにきてくれました
こんな時の主人はまるで明治の男なのです