花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

こどもごころに

2019年02月11日 10時35分39秒 | 趣味

ものごとを習うとき人はこどもごころに帰るものなのかと
それは私だけかしら
いろんなことに興味を抱き年齢も考慮せず習い始めて想うのです
すると師は仰るのです 『素直だからいい』と

以前大好きと思っていた日本画教室に通っていました
初めて体験することが沢山あって楽しく思ったものです
日本画の色はまず膠で溶かしますので教室の片隅ではいつも
膠を温めて溶かした状態に準備されていました
初歩の私に膠を「耳たぶくらい」の柔らかさにすることを
教えていただきました
それなのに
何年か経ったある日基礎的な技法をふと忘れて
私は訊いてしまったのです
「先生 膠の硬さは硬いのと柔らかいのと何方がいいですかね」
師は困った表情で少し微笑んで
「丁度いいのが一番いい」と仰ったのです
あの時の先生の笑顔は折に触れあたたかく思い出すのです
お笑いですよね
もう何年も以前に基本的なことを教えていただいていますのに
本当に幼児年代に帰ったというか
否 それとは別にトンマナ私の性格なのかも






今日は小雨が降っています
椿さんにも笑われてしまって