「こだわり」の哲学と実践

ものごとに「こだわる」から楽しい!

生きるために必要不可欠なもの

2013-05-09 00:25:21 | Weblog
ある本に、こんなことが書かれていました。これからの時代は、生活を悪戯に膨張させるのではなく、生活の質を高めていくこと。それが、成熟した社会のあるべき姿だと。そのためには、生活に対する考え方を根本的に変えること。そのためには、まず、自分達の身の回りを4つの視点から仕分けすること。①絶対に手放してはならないもの ②あればいいけど、なければないでいいもの ③明らかになくてもいいもの ④絶対にあってはならないもの。この4つの視点を常にもつこと。この中で、③はすぐにでもなくすこと。生きていくために不要な物。こんなものにいつまでも執着していてはいけない。そして②にあたるものは、自分の意思でドンドン縮小していくこと。生きるために必要不可欠なもの、人として失くしてはいけない心。その一番を最優先にして生活すること。国も企業も個人も、これからは生活の仕分けをしていくことが大切だと著者は訴えていました。 生きるために本当に必要なものとは何か。絶対に失くしてはならないものとは何か。そして、自分たちの力で生きていくとはどういうことなのか。そんな問いかけを、東北の大震災は日本人に突きつけているような気がする。まずは、「こだわって」自分の視点を変えてみようと思う。
おしまい