ものすごく寒い。。。 今年は何なの、一体。
昨日はあまりにも寒くてドンヨリしていたので、気分転換に音楽でも聴こうと思いました。
選んだのは、昨年出た桑田佳祐のソロ・アルバム『がらくた』。前ブログにもチラッと感想を書いていたのですが、消しちゃったからねぇ。
桑田さんのソロ・アルバムを買ったのは久しぶりでしたが、これは大当たりでした。おススメだよ~~♪
サザンのアルバム『葡萄』(2015年)もでしたが、何だか初期の頃の音楽に戻りつつあるような。。様々な雰囲気の楽曲たちですが、90年代の頃のような少し軽めで洒落た感じではなく、何となく〝昭和〟というか歌謡曲風。アレンジは当時より断然垢抜けてて、桑田さんの歌唱力も格段にUPしていますけどね。
私はサザンの〝全盛期〟は80年代前半~半ばだと思っていますが、『がらくた』はその頃の雰囲気が出ている気がします。(『葡萄』はデビュー当時っぽいと思う)
私がサザンオールスターズを初めて見たのはTBS「ザ・ベストテン」です。当時はまだ小学生だったので、「チャコの海岸物語」(1982年)を聴いた感想は、「何、このヘンテコな歌は」でした。(オホホ)
その時は確か、中村雅俊さんの「心の色」(1981年)が1位でサザンは2位だったと思う。中村さんは桑田さんに曲を書いてもらったことがあるらしく、「桑田さんにも曲を頂いたのに、ヒットしなくてゴメンナサイ」とかニヤけながら言ってたけど、「そんな余計なこと言わなくてもいいのにね。。」と思いました。
桑田さんの渋い顔も忘れられない。。(小学生だったのに)お二人の関係を心配してあげてたけど、その後、「恋人も濡れる街角」(1982年)を提供してるから、別に問題なさそうね。。(余計なお世話)
「チャコの海岸物語」のパフォーマンスは奇天烈な印象だったので、私の認識では「サザン、桑田佳祐=変な人」でした。桑田さん個人の身振り手振りも妙で、子どもの目には異様に映ってた。。
その数か月後、あるクリスマスの番組(忘れた)で、桑田さんはRCサクセションの忌野清志郎さんと共演していたの。清志郎さんは桑田さんに輪をかけて変だったので、桑田さんの印象は多少マシになりました。。
ただ、サザンの曲はエロい印象が強く、「チャコの海岸物語」を私同様にヘンテコに感じたうちの親は、次の「匂艶(にじいろ)THE NIGHT CLUB」(1982年)の歌詞に顔をしかめ、(まだ小学生だった)私に〝サザン禁止令〟を出しました。(が、当時の私はサザンに興味はなかった) さらに「ボディ・スペシャルⅡ」(1983年)のレコードジャケットなんて見たら、その後も許してくれなかったかも。。 どちらも良い曲だけど。
でもね、「匂艶THE NIGHT CLUB」の次は、「Ya Ya(あの時代を忘れない)」(1982年)だったの。これは、私の中ではサザンの名曲トップ10に入る大好きな曲です。 ネガティブな印象がガラッと変わったわ。
さらに、「ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAN-NEW DAY)」(1984年)、「Bye Bye My Love(U are the one)」(1985年)、「メロディ(Melody)」(1985年)とスペシャル☆なシングルが続き、私のサザンオールスターズへのLove度は増していきました。この頃がサザンが最も輝いていた時期だと私は思っています。アルバムも「人気者で行こう」(1984年)、「KAMAKURA」(1985年)と傑作が出ている☆
この80年代半ばの都会的で洒落た時代のサザンが最も好き。 桑田さんのソロも同様で、アルバム『Keisuke Kuwata』(1988年)がいちばん好き♪ 実際、これは超名盤です。ソロ・シングルでは「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」(1987年)は、私の桑田佳祐名曲トップ10に必ず入る☆
サザンも桑田さんのソロも、時代によって特徴があるので、好きな時期は人それぞれだと思います。
私の場合も、サザンや桑田さんから離れたり、また近づいたりして、数十年間も聴き続けているんだよね。。(遠い目)
さて(とハナシは元に戻る)、私が買った『がらくた』にはDVDが付いているのですが、昨日まで観てなかった。。
なので観てみました。 比較的こじんまりした場所でのライブ映像だったけど、すごぉく良かった。
桑田さんは還暦を過ぎてもお元気ですよね。生歌でもすっごく上手だし☆ (が、身振りはやはり妙。見慣れたけど)
余談だけど、ブックレットに載っているエッセイも必見だよ♪ 誰しもそうだと思いますが、彼も今の〝ヒット曲なし〟の音楽界を憂えていらっしゃるようです。。
今年はサザンオールスターズはデビュー40周年なのだそうです。
どこかで見かけたけど、記念に(?)アルバムは出すかもしれないって☆
期待して待ちましょう。
*注・下記でご紹介しているのは「通常盤」ですが、これにはDVDやエッセイ付きのブックレットは入ってないかもしれない。初回限定盤に入っていると思います。(「通常盤」しか貼り付けられなかったの。スミマセン。。)
がらくた (通常盤) | |
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