画像の左側は先日発売になった「ラジオ技術」という雑誌の最新号
の表紙です。みなさんにはあまりなじみがないかもしれませんね。
僕はオーディオの趣味もあって、真空管のオーディオアンプはプリ
を1台とパワーを2台持っています。でもこの雑誌を買っている訳
ではありません。さすがに難しくて僕の手には負えません。
じゃあなぜ今月号を買ったのかというと、表紙のスピーカーユニット
を僕も持っているからなのです。(右側の画像ですね。)
ちょと変わったユニットでマグネットは永久磁石ではなくて電磁石
(!)なんです。だから当然電源が必要です。
電磁石を使ったスピーカーを励磁型スピーカーといい、普通の物より
強力な磁力を得る為にこんな面倒な事をします。
フルレンジスピーカー仲間のBBSにラ技のライターでこのユニットの
製作者の氏家高明氏が参加しておられます。3年半ほど前にBBS
で製作の話が出て盛り上がり、氏家さん腰を上げてくれました。大変
凝り性で職人肌の方なので、発注から完成までなんと2年半以上!
それでも素晴らしい音なので満足です。もう他のスピーカーを買う事
はないと思ってます。
お陰で下にあるJBLも出番が少なくなりました。
興味のある方は立ち読みしてみて下さい。記事に出てくる「W氏」は
実は僕です。酔っ払ってBBSに書き込んだコメントがそのまま記事
になってしまいました。あぁ、日本語になってない。(トホホ)
ちなみに所有パワーアンプの内の1台も氏家さんの手による物です。
プリアンプは氏家さん設計、お弟子さん製作の逸品。だからアンプも
もう他の物を買うことはないでしょう。カタログや雑誌を見る楽しみは
なくなりちょっと寂しくなりましたけどね。(笑)
6/21 追記
もう少し興味が出た方はこの話が持ち上がった「masaさん」のHPの
SF-875に関するサイトを訪問してみて下さい。僕よりずっと詳しく、
客観的に説明してくれています。
masaさんのサイト
ちなみに当方は後面開放で鳴らしています。氏家さんによると本当は「洩れ箱」が良いようです。
でもアンプ以上にスピーカーの音の変化は大きいのですから困ります。
ご質問への回答は大変難しいです。答えようがないというか...ラ技に載った僕の感想も「百聞は一聴にしかず」なんですよ。
あえて言えば、僕の大好きなアルバムの一つ「Waltz for Debby」を聴くと、モチアンのドラムが全然うるさくないのです。これはこのSPの特徴である「立ち下り」特性が良いからだと思います。
ご参考までに追記しましたmasaさんのサイトが参考になるかもしれません。
このスピーカーの音はJBLと比べて
どんな違いが特徴でしょうか?
難しい質問ですみません。