加藤和彦さんが逝去されてもう一週間経ちました。なんだか早いです。
僕が中学生になってギターを弾きはじめた頃、夜中は必ずAM深夜放送
聴いていました。小遣いが少なくてレコードはなかなか買えず、放送で
流される曲をオープンリールテープレコーダーで録音する為です。
ある時、奇妙な歌声の曲が紹介されてその後大ヒットしました。加藤さん
が参加していたフォーククルセダーズの「帰って来たヨッパライ」です。
その時フォークルは既に解散していましたが、ヒットを契機に加藤さんと
北山修さんのオリジナルメンバーに端田宣彦さんを加えてプロデビュー。
その後も大活躍をしましたが、プロデビュー時に一年間だけという約束が
あった様で1968年には再び解散となりました。
ギターを弾きはじめたばかりの頃はやたらめったらコードをかき鳴らして
いましたが、なけなしの小遣いで買ったフォークルのLPに入っている彼ら
のレパートリーから知ったトラディッショナルな音の世界は、その後の僕
の音楽嗜好に大きく影響しています。
加藤さんは感性の大変優れた方と認識しています。フォークル解散後、
別のかたちで再び現れた彼は、当時まだ一般的ではないレガエ(加藤
さんはレギと言っていましたが)も教えてくれました。その後も様々な形
でご活躍されておられました。
やはりアーティスト、大変に繊細な方だったのでしょう。今回の事は残念
ですが、今度はあちらの方でもなにか新しい事をはじめてください。
ご冥福をお祈りします。
この日記ありがとさんです。
きっと。
わらしべさん、こんばんは。
トノバンさん、さいなら。
>ありがとさん
逆にありがたきお言葉で恐縮、だらだら書いているだけです。
加藤さんなら、きっとあちらでも楽しめると思います。
「トノバンさん」、懐かしい!