健大高崎は選抜連覇へ向け、七回コールド発進/秋季関東大会
秋季高校野球関東大会(27日、健大高崎9-0霞ケ浦、等々力)選抜大会連覇に向けた初戦で、高崎健康福祉大高崎(群馬1位)は打線が霞ケ浦(茨城2位)から12安打で9点を奪取。
左腕・下重賢慎投手(2年)は5回3安打2四死球4三振無失点に抑えて快勝した。
下重は「ピンチになったら、一段ギアを上げてと思っていたけど、指のかかりもよかった」とコメント。自己最速を2キロ更新する144キロの直球を中心にスライダー、カーブなどをまじえ二塁を踏ませたのが2度だけと落ち着いた投球内容だった。
今春の選抜大会初制覇の言動力となった左腕・佐藤龍月投手、右腕・石垣元気投手と同じ2年生。
夏の甲子園では登板したものの不甲斐ない投球を反省し、「自分の目標の2人で、追いつけ追い越せという気持ちでいる」と背番号「10」を背負って努力を続け、次戦(29日、準々決勝)の登板に意欲を見せた。