父親を亡くした3歳の時から、私の命に替えても守り続けた息子でしたが、去年8月25日に癌により58歳で死去致しました。
息子は私に好きな歌を歌い、強く生きて行って欲しいと、願ってくれました・・
その願い通り、私は泣きながら歌を歌い多くの歌友に支えられ、元気になれました。
あの忌まわしい日から1年が経とうとしています。
昨日は息子の遺された家族と私で一周忌の法要を行いました。
息子の自宅にお坊様に来て頂きました。
独特な読経の声は有難く、その声は胸底にまで響き、息子の在りし日の姿が
走馬灯のように頭を過りました・・
堪えていた涙がほとばしり、涙と鼻水でグシャグシャになりました・・
息子の家族たちは強くなりました。
泣き虫の孫娘は涙を堪えていました・・偉いものです。
終わると所沢のお墓に献花してお参りして、ウナギの料理屋さんに連れて行きました。
このお店には息子と数回来ていました。
ここにもし、息子がいたなら・・と叶わぬ願いを抱きつつ、うな重を頂きました・・
悲しくても・・美味しかった・・
25日には次男が分骨した風の丘墓苑に連れて行ってくれるそうです・・
次男はお兄ちゃんの役割を自分が母の為にと申し訳ない程に尽くしてくれています・・
こんな幸せな母親は滅多にいないでしょう・・
勿体ないと感謝している毎日です・・
あちらの息子も・・
こちらの息子も・・
本当にありがとうございます!
母親と息子が相互依存しているだけなんですよ。
でも、、私にとりましては、幸せなんですね・・
その内、私がこの世から消えたなら、息子はいやでも独立独歩の道を歩みますね・・
それまでの事ね。。。
お父様が余りご立派過ぎると、息子は煙たいのではないかしら・・