息子の癌発覚から長い間、
退院してくるまではと、歌封じをしていました。
そして一昨日、25日に退院を果たしてくれましたので、久しぶりに歌いに行きました。
私の歌い場は、セミプロ級の方達が集い来るお店です。
昨日も30数名入れる席は、ほぼ満席状態でした。
店に入るや否や、20年も前から顔見知りの女性が駆け寄ってきてくれました。
「やっと、会えた~~~嬉しい~~~息子さんは大丈夫?」
私の肩を抱き抱えんばかりにして、目には涙までして・・・
彼女は去年、38歳の一人娘さんを癌で亡くされているのです。
「山チャン、有難う!
実はね、昨日退院して来られたのよ、だから歌いに来たの・・」
「良かったね、それは良かった! これからは一緒に歌えるねっ!」
私は彼女の気持ちを嬉しいとも思い、申し訳ないようにも思い複雑でした。
ジャズや横文字の洋楽を歌わせたら天下一品の山チャンの歌に感動して聞き惚れました。
(彼女は若かりし頃、米軍の基地でジャスを歌っていたそうです。
だからプロなのです。)
私も持ち歌の一番歌い尽くしているオハコを2曲歌い、暗くなる前に帰りました。
来年は心おきなく歌えるでしょう。
又、初心に返り歌のレッスンに励み、仲間たちに負けない歌を歌います!