酸いも甘いも・・・


酸いも甘いも、もっと経験してから、鈍行各駅停車の汽車でゆっくり
行きましょうか・・・

おめでとうございます!

2021-12-31 10:47:42 | 日記
あらたまの 年行き返り 春立たば
            まづ我が宿に 鶯は鳴け    大伴家持


令和四年の幕開けですね。
希望と不安の入り混じる新年が始まりました。

今年も明ければ、又一歳年を重ねて八十一歳という信じられない年になります。
でも・・まだまだ・・
元気に生きて家族を守りましょう!

カナリヤのような美声とはいかなくても、歌を歌って元気溌剌?とした姿を
息子二人に見せてお手本にならなくては・・・

とは、言いながら、年には勝てないのが現実です。
皆様のご健勝をお祈りいたします。


何もしないお正月

2021-12-29 21:56:26 | 日記
このお正月は、何もやらないことにしました。
夫も同意しています。
それでいいじゃないか・・と。

おせち料理は、積極的に用意しない。
お飾りもしない。
年賀状も書かない。
晴れ着も着ない。
いつも通りに静かに、三が日を通り過ぎてしまいます。

何故に・・・
それが自然たる心境になったからです。
そんな気持ちになった時、偶然に下記の文を目にして驚きました。
私の考え方は正解でしたね😄 


老いの身は、余命久しからず事を思ひ心を用いる事
若き時に変わるべし。
心静かに事少なくして人に交わる事もまれならんこそ、
相似合ひてよろしかるべけれ。
貝原益軒





2021 歌い納めに・・

2021-12-27 14:09:06 | 日記
息子の癌発覚から長い間、
退院してくるまではと、歌封じをしていました。

そして一昨日、25日に退院を果たしてくれましたので、久しぶりに歌いに行きました。

私の歌い場は、セミプロ級の方達が集い来るお店です。
昨日も30数名入れる席は、ほぼ満席状態でした。

店に入るや否や、20年も前から顔見知りの女性が駆け寄ってきてくれました。
「やっと、会えた~~~嬉しい~~~息子さんは大丈夫?」
私の肩を抱き抱えんばかりにして、目には涙までして・・・
彼女は去年、38歳の一人娘さんを癌で亡くされているのです。

「山チャン、有難う!
実はね、昨日退院して来られたのよ、だから歌いに来たの・・」

「良かったね、それは良かった! これからは一緒に歌えるねっ!」
私は彼女の気持ちを嬉しいとも思い、申し訳ないようにも思い複雑でした。

ジャズや横文字の洋楽を歌わせたら天下一品の山チャンの歌に感動して聞き惚れました。
(彼女は若かりし頃、米軍の基地でジャスを歌っていたそうです。
だからプロなのです。)

私も持ち歌の一番歌い尽くしているオハコを2曲歌い、暗くなる前に帰りました。

来年は心おきなく歌えるでしょう。
又、初心に返り歌のレッスンに励み、仲間たちに負けない歌を歌います!












息子、退院!

2021-12-25 08:06:28 | 日記
二日前に息子の退院日が決まっていました。

傷の回復具合からして、まだ少し早すぎる退院では、と不安に思うのですが、
先生はクリスマスに合わせた粋な計らいをして下さったのでは、と思われます。

今日の日を迎えるまでに、天に召されている何人の人に手を合わせて祈ったことでしょう・・・

自分だけの力では解決できない不幸事が起きると、亡くなっている近しい人たちにお助けくださいと、手を合わせて祈るのです。

今回も私の両親から始まって、令和元年に28歳で早逝した息子の次女にまで、どうかパパを連れていかないでと祈りました。

天国にいる私に縁の深かった皆が、私の願いを叶えてくれました。
正しくクリスマスプレゼントになりました。