七十歳になった頃、自分は高血圧症患者であることを知りました。
ある朝のこと、洗濯物を干し場に干していますと、頭がクラクラします。
上を見ると目まいもします。
こんな経験をしたことはないので、これはオカシイと直感しました。
立っていられないので、
座り込んで様子をみているうちに治まりました。
この時に病院へ行っていれば問題はなかったのに・・・
そんなことがあって数か月を経た頃、バスツアーに参加して日帰りの旅をしました。
その夜、疲れているのに沢山撮って来た山岳写真を夜中の2時頃までパソコンに落として整理していました。
突然・・・
酷い目まいと胸苦しさに襲われました。
頭の中に何か大事が起きていると直感・・・
体は椅子から崩れ落ち床に倒れました。
意識はあるのですが、朦朧状態でした。
これは脳梗塞に違いないと、2階で休んでいる夫を起そうと試みるのですが、
到底歩けません。
這いずって2階へ上がる階段まで辿り着き、壁を叩いてやっとの想いで夫に知らせることが出来ました。
それから救急車の手配をしてもらい病院へ運ばれました。
血圧が上は200、下が100と言う高数値でした。
それに疲れと寝不足とで倒れたようでした。
睡眠薬を飲んでグスッリ眠れば明日には改善しますと、その夜のうちに
帰されました。
その日から降圧剤が手放せない10年越しの高血圧患者をしています。
今は、140~150位で安定しています。
血の気が多いのは、このせいなのかな~~~