「親の心、子知らず」
「子の心、親知らず」
さあて・・どちらがこの場合、・・当てはまるのでしょうね~~~
只今、息子が癌と闘っている最中ですので、何かと気がかりなのです。
お腹を痛めて産んだ分身のような息子ですから、母親たる者の当たり前の苦悩です。
同居はしていませんので、電話で様子を探るしかありません。
特に抗癌剤治療を受けた後の、副作用が体に与えるダメージだけでも知っておきたいのですが・・
電話をすると迷惑そうな口振りで、最低限の話しか伝えてくれません。
毎回、同じ事を聞かなくてもいいよ・・的に聞こえてしまいます。
それとも、老いた母親へ心配させたくない心遣いなのか・・?
母親の心理としては、息子がおじさんになろうが、お爺さんになろうが、
関係ないのです。
息子と共に苦しんでやりたいのです。
苦痛があるならば分かち合いたいのです。
こんな気持は母親になった女にしか分かりませんね。
やっぱり、親の心、子知らずなんでしょうね・・・
日本語表現辞典には、子の心、親知らずとは・・
親は子供の真意を汲み取れない、という意味で用いられる言い回し。「親の心子知らず」をもじった言い方といえる。「親は子をいつまでも子どもであると思いがちだが、子は子なりに毎日成長し、様々なことを考えており、成長しているものだ」というような趣旨を込めて用いられることが多い。
と、ありました。