診断は 腸炎 でした。
「最近 変わった物食べさせた? それともストレスかかるようなことあった?」
あります!あります! 孫がいつ襲いかかってくるか分からずいつもビクビク・・・
今までのように安眠できないんです。
それと最近気付いたんですけど お腹がパンパンに張ってて大きく感じるんですけど。
「ちょっと膨らみすぎかな?・・・念のためエコー撮ってみるね」
数分後深刻な顔されて (なになに?この雰囲気は?大病?)
エコーの写真を3枚見せて説明してくださった。
「・・・あのね・・・こんなところにあっちゃいけない臓器が ここにこんな大きく写ってるのよね。
これ、脾臓。 かなり大きな腫瘍ができてて、腎臓みようと思っても見えないくらい大きいの。」
「他の臓器を押しやってるから 吐き気をもよおしたり食べれなかったり腸にも負担かけてるかもね」
「とりあえず腸炎がおさまってから 摘出するかどうか考えようか。 年齢が年齢だし 肺にガンが転移してたら手術できないしね」
(今年4月乳腺腫瘍が悪性だったの)
ついでに肺のレントゲンも撮ってもらったら 0.5ミリ以上のガンは今のところ見つからないって。
それ以下は写らないから分からないらしい。
で・・・腸炎を治す薬をもらい 13日火曜日再度病院へ。
この日は 水ぼうそうの孫を見てくれる人が誰もいなくて連れていくことに。
先生自らナナをクルマから抱っこして診察室へ。
終わったあとも同じくクルマまで運んでくださって・・・すみませんね。
で・・・この日手術する日が決まり・・・昨日16日午後から摘出手術をしてもらいました。
事前の血液検査では貧血がひどくて
先生はなるべく出血を抑えるよう努力しますから・・・と言ってくださったけど・・・。
「何事もなければ、連絡なければ夕方6時過ぎにお迎えにきてください」
その言葉を聞いて 涙が出そうになるのを我慢して 何もかもお任せして(信頼して)帰宅。
院長先生始め、先生方お願いします! そして頑張れ! ナナ!
幸い電話もなく時間に迎えに行ったら・・・
「思ったより大変な手術でね、今晩急変する恐れがあるから様子見させてもらいたいので泊まりにしてもらおうと思う」
ガ~~ン! 30分以上かけて行ったのに・・・ナナを連れて帰れると思って出かけたのに。
摘出した脾臓の周りの腫瘍の現物見せてもらったり (1㌔はないらしいけどでかかった!)
術中の写真をデジカメで撮ったものを何枚も見せてもらいながら説明を聞きました。
☆脾臓周辺のあらゆる臓器に癒着があって取り剥がすのに時間かかったとか
院長先生いわく
「精一杯やらさせてもらいました。 今はいい器械があるからできたけど以前なら無理だったかもね。
オリンパス製なんだけど、今ならもっと安く買えたかもしれんなぁ(苦笑)」
☆腫瘍で圧迫されて血流が悪かったせいか肝臓の色も悪かったとか
☆腎臓の上部に水状の液体を含んだ風船のようなものがあって
液体を抜いたら跡がクレーターのように凹んだままで この成分がわからないらしい。
(ちなみに膀胱から抜いた液体・・・いわゆるオシッコは黄色)
それにその跡が凹んで元に戻らない例も見たことがないとか
摘出した腫瘍と液体はすべて検査に出させて欲しい、って言われました。
もうどっちでもいいんだけどね・・・費用も半端じゃないし(・・・負担してくださる?)
麻酔も覚めてるから・・・ということで会ってきました。
左前脚に点滴をしてるため包帯でぐるぐる巻き。
私の声を聞いて立ち上がってそばに来たいけれど 包帯で滑って立てない。
カラーもしてたから頬ずりも思うように出来なかったけれど
「辛いね! でもよく頑張ったね! あした迎えにくるからね!」
考えようによっては昨夜引き取っていたら私一人だから 孫はいるわ、ナナはしんどいわ・・・
パニックになってたかも。
一晩泊めてもらって良かったと思う。
お医者さんがそばにいてくれたら何も心配することないんだもん。
今日(17日)午後4時過ぎに迎えに行ってきます。
それにしても2008年7月 乳腺腫瘍で片方のオッパイ一列と子宮&卵巣摘出して
今年4月にもう片方の乳腺に腫瘍ができて(悪性!)摘出。
今回で3回目の開腹手術・・・気の毒で気の毒で・・・ナナも辛いけれど私も辛い。
くつろぐナナ・・・これから起きることは何も知らず病院へ行く朝に・・・
ナナの後ろから攻撃をかける孫・・・ずいぶん折り合いがついてきましたが(隣はモモ)