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青空ーすべてはバランス

思い出ぽろぽろータバコと常識

毎朝、昔に放映されたドラマを見ていると、居間で家族が話し合う場面や職場の場面など多くの場面でタバコを吸うシーンが流れる。
タバコ普通に吸ってるなぁ!家の中はタバコの煙だらけだ!

でも、これが当たり前だった。誰も"煙は嫌だ!"と言って反対する人もいなく、反対運動もなかった。あくまで私の思い出の中での話ですが。

私が30歳代、40歳代前半の頃までの社会は、タバコを自宅や職場で普通に吸っていた。病院でさえもタバコが吸えた。次第に意識が変わり、仕切りができましたが、換気扇がついているものの煙は仕切りの外に流れ出し院内にただよっていました。
これが常識でした。

本当に今では信じられないような時代でした。でも、それが普通でした。

今でも思い出す出来事がありました。
職場の机の上にも灰皿が置かれていた時代です。私もタバコを吸っていました。
ある日、部下の女子社員が言いました。「仕事をしながらタバコが吸えていいですね。私も好きなチュッパチャプスをなめながら仕事をしてもいいのかなぁ!?」

私はこの時のことをよく覚えています。この社員のことは普段から面白い子だなぁ。と思っていましたが、この言葉に「やられた!」と感じました。思わず「確かにそうだねぇ。」と私は答えました。何だかさわやかに感じたのです。
確か、その後すぐに机の上から灰皿を撤去したと記憶しています。

私はその後、いろいろと転勤して歩きましたが、時々彼女の事を思い出しました。思い出しては、理屈に合わない職場風土や変な職場慣習に自分自身が何の疑問もなく埋もれていないかどうかを確認させてもらっていました。

「空気を読む。」とか「忖度する。」という言葉が今の社会で常識になっていますが、言葉にしなければ分かりません。明確な確認作業を省略して自ら自分の自由を制限する風潮はこれでいいのか?と今再び自問しています。

懐かしい出来事でした。思い出ぽろぽろ!

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