2023年12月13日(水)今日はよく晴れて山が夕日を浴びてきれいだった。
家でいろいろと雑用をやっていると、急に小学校の頃にいた用務員さんのことを思い出した。
小学生の私には、一体何をしているのか分からないが、いつもマイペースで何かをしていた。服装から判断するに先生とは違う仕事。大体授業中に外で働いているから先生であるはずがない。
失礼ながら、そんなに気にすることもなく、「いるな」と心の片隅に存在するだけだったが。
今、自分が退職して断捨離だの掃除だの倉庫の不要物を処分したり、木を切ったり、雑草を取ったりしているが、まさにこんなことをしていたのだろうかと思ったりした。
ちょっと調べてみたら求人募集のサイトにこの用務員の仕事もあった。まだあるのね。
どんな仕事をするのか?このサイトによると・・・
「学校内の清掃、校舎の開閉、校舎内外の巡視、除草や剪定作業、施設の修理修繕、備品の調達や製作、来訪者の接遇、学校行事の準備作業、学校行事当日の運営補佐」とある。まさにそうだね。
わたしゃ家の用務員さんだ!
ちょっと正式な定めを確かめた。
「学校用務員」という。
学校教育法施行規則に「学校用務員は、学校の環境の整備その他の用務に従事する。」と明記されている。
学校教育法60条には、学校に必ずおかなければならない必置職員と任意設置の職が定められている。
校長は必置、副校長は任意設置だ。えっ?そうだったの?教諭は必置。主幹教諭や指導教諭は任意設置だ。何だかかわいそうな気がする教頭は原則必置になっているぞ。
事務職員もいたね。これは原則必置だ。学校用務員は最後にあった。任意設置だ。
学校用務員になるには・・・
公立学校は自治体の採用試験を受ける。
主に私立学校は求人案内が学校から出ている。
人材派遣会社に登録してもいいようだ。
今のところ応募しようとは思ってないですが。
でも大変だと思うなぁ。いろいろと指示されることを「はいはい」と物腰柔らかくやらないとね。自ら清掃、巡視、設備保全、備品の交換などいろんなことをやらねばね。簡単な修繕は器用にこなせる人でなくてはね。
昔、気にも留めなかった用務員さん。あなたは大変な仕事をしていたのですね。遅くなりましたが感謝します。