2017年に高齢者の紙おむつについて記事を掲載しましたが、今回は「ミルク」です。
知り合いの方から「粉ミルクを飲んでいる。」と聞いたことがあります。気になっていたので、今回、どうなっているのか調べてみました。
大人向け粉ミルクが一番最初に発売されたのは2014年4月。救心製薬の「大人の粉ミルク」だったようです。その後2016年10月には森永乳業が通販で「ミルク生活」を発売し、2018年2月に店頭販売に踏み切っている。
順調に売れているようです。
雪印メグミルクは「大人用粉ミルク」とはしていないけど、2016年8月に特定保健用食品の「毎日骨太 スキム」を発売している。
「ミルク生活プラス」(高たんぱく・高カルシウム版)を見てみた。
「ラクトフェリン、シールド乳酸菌、ビフィズス菌BB536、カルシウム、中鎖脂肪酸、鉄の他、11種類のビタミン、7種類のミネラル、食物繊維、オリゴ糖など、大人に必要な栄養素をバランスよく摂取できます。」としている。水にもよく溶けるそうだ。
原材料を見てみた。
でんぷん分解物、乳糖、乳たんぱく質、調整脂肪、三温糖、中鎖脂肪酸含有粉末油脂、カゼイン、難消化性デキストリン、ガラクトオリゴ糖液糖、ラクチュロース、精製魚油粉末、ビフィズス菌末、殺菌乳酸菌粉末、カゼイン消化物、乾燥酵母/炭酸Ca、クエン酸Na、リン酸K、塩化Mg、クエン酸、塩化K、レシチン(大豆由来)、リン酸Ca、炭酸K、V.C、ラクトフェリン、塩化Ca、香料、ピロリン酸鉄、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、V.A、V.B2、V.B1、葉酸、マリーゴールド色素、V.D、V.B12。
こりゃすごいや!
こりゃすごいや!
私の知り合いの方のように、高齢になり食が細くなった方が赤ちゃんの粉ミルクを飲んでいるのには”なるほどの理由”があったんですね。高たんぱくで豊富なカルシウムも手軽に摂取できる。目の付け所がすごいな!と思った。そして、大人用粉ミルクも販売されていて需要も高まっていたなんて。なるほどサプリメントとは違い安心感もある。今回も驚かせていただきました。