宇奈月町下立(おりたて)地区で採れるトラバーチンは「富山県の岩石」とされている堆積岩。
堆積岩の中でも石灰華として知られている温泉でできる石灰岩です。微生物の活動によって縞模様ができると考えられている。
装飾石材名として一般的に使われている名前は「オニックスマーブル」です。国会議事堂で使われている石の約1割がここで採れたオニックスマーブルだそうです。
石材として使われるトラバーチンは、日本で唯一ここだけが産地となっている。
唯一というような言葉に弱い私ですが、「たかが石」と思っていた私が少しはずかしいし、純粋に感動してます。
その他の石では、飛騨片麻岩と眼球片麻岩があります。いづれも変成岩です。つまり、強い圧力受けてできた石ですね。
地球は生きていることを感じます。地球と宇宙の大きな力関係がバランスを保っているけど、バランスはいつかはくずれ、新たなバランス関係が生まれるでしょう。私はその中でわずかな命ある間無事に生きさせてくださいと願うしかない。